「なぜこんなことに…」 海で目撃されたサメの『異様』な姿
公開: 更新:


「有毒なので注意してください」 よく見る『黄色い花』に「知らなかった…」「公園で見た!」春から夏にかけて咲く黄色い花。身近な植物ですが、注意が必要です!

行政が『ヒモ付きの水筒』に注意喚起 内容に「ゾクっとした」「考えもしなかった」ストラップ付きの水筒は、重たい水筒でも肩に掛けることで負担が少なくなる優れもの。遠足や長時間の外出にも適しているでしょう。 しかし、ストラップ付きの水筒が原因の事故が起きていることから、行政が注意をうながしています。
休暇でカウノル湾を訪れていた生物学者のカプアさんとジョビーさんは、家族でシュノーケリングを楽しんでいました。
そこで2人は、太い釣り用ロープが絡まったまま泳いでいるジンベエザメを見かけます。
カプアさんもジョビーさんも、泳ぎにくそうな状態のジンベエザメを見過ごすことができず、助けることを決意。
しかし、ジンベエザメの体に絡まった釣り用ロープは直径10cm近くもあり、なかなか切れません。
しかも、もともとシュノーケリングを目的にして来ていたため、酸素ボンベの準備はなく、素潜りの状態。体力的にもきつかったことでしょう。
それでも2人は決して諦めず、潜水を繰り返して少しずつロープを切っていきます。
また、ジンベエザメもロープが切られている間はおとなしくしているのが、映像からも分かります。
そうして、ついにロープを切ることに成功した2人。そのままジンベエザメはゆっくりと泳いでいってしまいました。
海の生き物たちにとって、海洋ゴミの存在は命に関わる深刻な問題です。
人間が捨てたものだけでなく、もともと漁業で使われていた網やロープが放置され、そのまま海を漂うゴミになってしまう場合もあります。
また、漁具のほとんどがプラスチックでできているため、海中で分解されることはありません。つまり、人の手で回収されないかぎり、ほぼ永久的に海のゴミとして残り続けるのです。
今回のジンベエザメも、もしもカプアさんとジョビーさんが見つけなかったら、あのロープが命を落とす原因になっていたかもしれません。
海洋ゴミの存在は、世界各国が解決に向き合うべき問題の1つ。これ以上、罪のない命が危険にさらされないことを願います。
[文・構成/grape編集部]