「なぜこんなことに…」 海で目撃されたサメの『異様』な姿
公開: 更新:
セブン-イレブンが『カスハラ対策』を実施 店員の名札を… 「いい判断」「もっと浸透して」『客』という立場を利用し、従業員に横柄な態度をとったり理不尽な要求をしたりするケースが後を絶ちません。 そういった行為は『カスタマーハラスメント(通称:カスハラ)』といわれ、接客業を中心にさまざまな職種で問題になっていま...
『アコム』の新CMにさまざまな意見 「シンプルに嫌すぎる」「別にアリだろ」2024年9月12日から、消費者金融業を営むアコム株式会社は、新CM『Acom Stories #01「妹の結婚式」篇』を放映開始しました。YouTubeに公開されたCMは、同年10月現在、1000万回再生を超え、大きな注目を集めています。
休暇でカウノル湾を訪れていた生物学者のカプアさんとジョビーさんは、家族でシュノーケリングを楽しんでいました。
そこで2人は、太い釣り用ロープが絡まったまま泳いでいるジンベエザメを見かけます。
カプアさんもジョビーさんも、泳ぎにくそうな状態のジンベエザメを見過ごすことができず、助けることを決意。
しかし、ジンベエザメの体に絡まった釣り用ロープは直径10cm近くもあり、なかなか切れません。
しかも、もともとシュノーケリングを目的にして来ていたため、酸素ボンベの準備はなく、素潜りの状態。体力的にもきつかったことでしょう。
それでも2人は決して諦めず、潜水を繰り返して少しずつロープを切っていきます。
また、ジンベエザメもロープが切られている間はおとなしくしているのが、映像からも分かります。
そうして、ついにロープを切ることに成功した2人。そのままジンベエザメはゆっくりと泳いでいってしまいました。
海の生き物たちにとって、海洋ゴミの存在は命に関わる深刻な問題です。
人間が捨てたものだけでなく、もともと漁業で使われていた網やロープが放置され、そのまま海を漂うゴミになってしまう場合もあります。
また、漁具のほとんどがプラスチックでできているため、海中で分解されることはありません。つまり、人の手で回収されないかぎり、ほぼ永久的に海のゴミとして残り続けるのです。
今回のジンベエザメも、もしもカプアさんとジョビーさんが見つけなかったら、あのロープが命を落とす原因になっていたかもしれません。
海洋ゴミの存在は、世界各国が解決に向き合うべき問題の1つ。これ以上、罪のない命が危険にさらされないことを願います。
[文・構成/grape編集部]