懐かし玩具『モコリンペン』を調べたら 今も買える意外な現状があった
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2022年現在、40歳前後なら『モコリンペン』を覚えている人がいるかもしれません。
『モコリンペン』とは、1987年の終わりに『株式会社トミー』(現・『株式会社タカラトミー』)から発売されたサインペン型の玩具。
このペンで書いた字や絵にドライヤーで熱を加えると、インクがスポンジのようにモコモコと膨らむというユニークな商品でした。
モコモコの文字がかわいくて、当時は『モコリンペン』を使って年賀状を書く人が多かったですよね。
そんな懐かしの『モコリンペン』は今、どうなっているのかを取材しました!
本家の販売はすでに…
まずは『株式会社タカラトミー』に取材をお願いしたところ、すでに取り扱いは終了とのこと。
また、当時の商品の詳細なエピソードを知る社員もいないとのことで、残念ながら開発の裏側や当時の反響を聞くことはできませんでした。
資料自体も掲載不可とのことですが、貴重な画像と『モコリンペン』の1987~1988年当時の商品カタログを見せてもらうことができたので、内容を以下にまとめました。
出典:株式会社タカラトミー
モコリンペンの概要
・『モコリンペン』はペン感覚でカラフルな刺繍メイクができる。
・使っているのは『発泡インク』というもので、熱を加えると、みるみるふくらんで刺繍をしたようになる。
・布、紙、皮に書くことができる。
・ギフトカードやTシャツにも書けて、遊び方はいろいろある。
・ラインナップは3本セット(『赤・青・白』と『緑・黄・黒』の2タイプ)と、6本セット(『赤・青・白・緑・黄・黒』)があった。
・値段は3本セットが750円、6本セットが1500円。
当時子供だった筆者は、妹が使っている『モコリンペン』がモコモコと膨らむのを見て「面白いな」と思っているだけでしたが、確かに膨らんだ部分はまるで刺繍のようでした。
また、当時は紙にしか書いていませんでしたが、Tシャツなど布にも使うことができたとのこと。「初めて知った!」という人もいるかもしれませんね。
カタログには、子供がTシャツや年賀状に自由にデザインを描いている様子が紹介されていたそうです。ドライヤーひとつでぷっくりとした仕上がりになるのが、当時の子供たちにとって特別な体験だったのでしょう。
『発泡インク』ならではの仕上がり
『モコリンペン』最大の特徴は、熱を加えると立体的に盛り上がる『発泡インク』にあります。普通のサインペンと同じ感覚で書いた後、ドライヤーを当てると表面がぷっくりと浮き上がる仕組みです。
膨らんだ後の表面はざらっとしたスポンジ状で、触れるとふわふわとした独特の感触があったとのこと。文字だけでなく、イラストを描いてモコモコに仕上げるのも人気の使い方だったようです。
布に書いた場合は洗濯後も形状が維持されたとされており、Tシャツのワンポイントデコレーションとして活用した人もいたとカタログに紹介されていたそうです。
『モコリンペン』は今どうなっている?
タカラトミーでは残念ながら販売終了となっている『モコリンペン』。
調査を進めたところ、『ふくらむえのぐ』という『モコリンペン』と同じように発泡インクを使った商品があること分かりました。
そこで、『ふくらむえのぐ』を取り扱っている『株式会社マービー』に確認したところ…。
なんとこちらでも数年前に取り扱いは終了したとのことです。
「廃番になっているため、残っているのは市場に出回っている在庫分のみ」という、なんとも悲しい事実が発覚しました。
つまり、国内メーカーのどちらでも新品の製造・販売は行われていない状況です。発泡インクを使った玩具ペン自体が、市場からほぼ姿を消してしまっているということになります。
懐かしの『モコリンペン』ですが、現在は簡単に手に入る状況ではないようです。
「インクがモコモコと膨らむ感覚をまた楽しみたい」「自分の子供にプレゼントしたい」という人は、もし見かけたら速攻でゲットしてみてください。
数少ないチャンスを逃さないようにしたいですね!
[文/デジタル・コンテンツ・パブリッシング・構成/grape編集部]