「笑った」「ツッコみどころが多い」 スペインのケンタッキー『日本フェア』を開催したが…?
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「日本では、クリスマスにケンタッキーを食べるんだって!」
スペインを訪れた、切り絵作家の下村優介(@yuusuke_shimo)さん。
現地で、冒頭のような言葉とともに、『日本フェア』を行っていたケンタッキーフライドチキンの広告を目にしたそうです。
日本では例年、クリスマスのために同店のチキン詰め合わせセットを事前予約する人が多く、当日には店舗前に長蛇の列ができています。
スペインでは、そんな光景が珍しいのでしょう。
スペインでもチェーン展開をしている同店は、日本でのクリスマス人気にあやかって『日本フェア』を行っていました。
しかし、その広告は、日本人が見るとツッコミどころが満載だったのです。
その広告がこちら!
まず目に入るのは、「お祝い」「美味」という文字でしょう。
なんとなく、めでたいイメージで売り出したい気持ちは伝わってきます。
そして、一番ツッコミたいポイントは、バーガー名。
でかでかと『OTAKU(オタク)』と書かれています!
『OTAKU』バーガーという、ツッコミどころの多い商品に、ネットからはさまざまな声が上がりました。
・笑っちゃった。そしておいしそう。
・よく見たら「お祝い」の「お」の点がないところも芸術点が高い。「お祝い」が「お呪い」じゃなかっただけよかった!
・オタクバーガー!?擬人化して、オリジナルコースターを12種ほど制作し、おまけでつけたら完璧。それも、おまけはランダムで添付ね。
・逆に、日本国内で発売されているスペイン関連商品には、スペイン人が見たら笑ってしまうおかしなものがあるんだろうね。
スペインのケンタッキーフライドチキンは、『OTAKU』について、PR動画とともに、商品に関する説明をTwitterに投稿しています。
投稿内で同社は「日本ではクリスマスにケンタッキーフライドチキンを食べると知り、『OTAKU』という商品を開発しました」と説明しました。
どうやら『OTAKU』は、照り焼きソースに浸したチキンを用いた一品のようです。
また、なぜ『OTAKU』と名付けたかについては「かっこいいから」と述べています。
添付された映像の内容は「なぜ日本ではクリスマスにケンタッキーフライドチキンを食べるのか!?」というものでした。
動画の最後では、「クリスマスが今年もやって来る」という歌詞でおなじみの、歌手・竹内まりやさんが歌う『すてきなホリディ』のフレーズも聞こえてきます。
『すてきなホリディ』は、長年、クリスマスシーズンになると日本の同社CMで流れる定番ソング。
同店が『OTAKU』と名付けたのは、日本文化へのリスペクトや親しみゆえのようです。
こんな風に、海外で日本への親しみを込めた商品が開発されると、ちょっぴり嬉しくなりますね。
[文・構成/grape編集部]