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【訃報】『超人ロック』作者・聖悠紀さん逝去 「お疲れ様でした」「ずっと大好きです」の声

By - grape編集部  公開:  更新:

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※写真はイメージ

2022年12月16日、漫画家の聖悠紀(ひじり・ゆき)さんが亡くなったことが分かりました。72歳でした。

『TWD EXPRESS』などのSF作品や、『くるくるパッX』など、多くの漫画を生み出してきた、聖さん。

中でもSF作品である『超人ロック』はアニメ化されるほどの高い人気を博し、長年にわたってシリーズが継続していました。

『超人ロック』シリーズを出版していた株式会社少年画報社によると、聖さんが亡くなったのは同年10月30日。肺炎によって急逝したとのことです。

同社の代表取締役である戸田千吉郎さんは、聖さんの逝去について、このように追悼のメッセージを送っています。

「超人ロック」を長い間、執筆されていた聖先生が銀河のかなたに旅立たれました。とても…とても残念でなりません。

「超人ロック」は1967年、先生が17歳の時に同人会・作画グループの肉筆回覧誌への提出作品として生まれました。

翌年に大学受験を控えた初秋に100ページ近い作品を完成させたのです。「ニンバスと負の世界」がそれです。

69年に「この宇宙に愛を」。71年に「ジュナンの子」。74年に「コズミックゲーム」。そして77年に「ライザ」が描かれ、「ランデヴー」という商業誌に78年1月から5月まで「新世界戦隊」が連載され、大きな注目を浴び、79年に「週刊少年キング」誌上で「炎の虎」がスタートしました。

聖悠紀先生のすべてが始まったのです…。

@YKOURS ーより引用

聖さんの逝去を「銀河のかなたに旅立った」と例えた、株式会社少年画報社の戸田さん。

メッセージからは、漫画家として数々の作品を生み出した聖さんの生涯への、感謝や尊敬の意が伝わってきます。

聖さんの訃報はまたたく間に拡散され、旅立ちを惜しむ声が上がりました。それだけ、聖さんの作品はたくさんの人に愛されていたのでしょう。

・『超人ロック』シリーズが大好きです。長年、たくさんの楽しさをありがとうございました。

・子供の頃にお小遣いで単行本を買ったなあ。今でも大好きな作品です。

・大人になった今でも、よく単行本を読んでいます。まだまだ、聖先生の作品が読みたかった…!

葬儀は親族間で執り行われましたが、後日、別途『お別れの会』を実施する予定とのこと。詳細については、決まり次第同アカウントにて告知されるそうです。

作品を通して多くの人に笑顔を与えた、聖さんのご冥福をお祈りいたします。


[文・構成/grape編集部]

出典
@YKOURS

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