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【訃報】レジオネラ属菌騒動『大丸別荘』の山田真前社長が逝去 遺書に「自らの不徳の致すところ」

By - grape編集部  公開:  更新:

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※写真はイメージ

2023年3月12日、福岡県筑紫野市の老舗旅館『二日市温泉 大丸別荘』の運営会社の山田真前社長が亡くなったことが分かりました。

旅館『二日市温泉 大丸別荘』は1865年創業の歴史ある宿泊施設であり、かつては昭和天皇も宿泊されたことがあるほど。

しかし、週1回以上必要な浴場の湯の取り換えを、年2回しか行っていなかったことが2023年2月24日に判明し、検査の結果レジオネラ属菌が基準値の最大3700倍検出されました。

同旅館は、これまで湯の交換頻度を虚偽申告していたとされ、山田前社長は「入る人が少ないから湯を換えなくていい」と指示していたことを会見で明らかにしています。

産経ニュースによると、山田前社長の遺体が発見された現場付近には「申し訳ない。すべては自らの不徳の致すところ」と書かれた、遺書と思しき手紙が見つかったとのことです。

想定外の展開を迎えた、今回の騒動。山田前社長のあまりにも突然な逝去に、ネットからはさまざまな意見が上がりました。

・まさか命を絶たれるだなんて…。行きすぎた世間のバッシングもよくなかったと思う。

・ワイドショーでの過剰な取り上げ方にも問題があったのではないか…と思った。

・やったことは擁護できないが、ネットの誹謗中傷も酷かったように感じています。

山田真前社長のご冥福をお祈りいたします。

また、ニュースを読んでつらい気持ちになった人は、厚生労働省が行っている電話相談を頼ってください。


[文・構成/grape編集部]

出典
産経ニュース

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