87歳のおばあさんゾウ 自由になれた瞬間の『行動』に「涙が止まらない」
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加工肉をじっくり煮込むと… 数年前に妻が作った料理に、11万『いいね』「今、一番食べたいのは、数年前に妻が作ってくれた『豚加工肉鍋』」
消防局「勘弁して!」と語る119番通報 紹介した事案に「人間性を疑うレベル」兵庫県尼崎市にある尼崎市消防局(以下、消防局)。 救急車の適正利用について語った内容が、1万件を超える『いいね』が寄せられ、反響を呼びました。
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加工肉をじっくり煮込むと… 数年前に妻が作った料理に、11万『いいね』「今、一番食べたいのは、数年前に妻が作ってくれた『豚加工肉鍋』」
消防局「勘弁して!」と語る119番通報 紹介した事案に「人間性を疑うレベル」兵庫県尼崎市にある尼崎市消防局(以下、消防局)。 救急車の適正利用について語った内容が、1万件を超える『いいね』が寄せられ、反響を呼びました。
タイでは観光業に従事するために数千頭ものゾウが飼育されているといいます。
そんなタイではゾウを国の大切な動物として尊重し、ケガをしたり、高齢で働けなくなったりしたゾウを保護している人たちがいます。
自然保護活動家のセンドゥアン・チャイラートさんが設立した『セーブ・エレファント・ファウンデーション』は、アジアのゾウが自然の中で自由に暮らせるように支援している団体です。
人間のために働き続けた『おばあさんゾウ』
2024年1月、『セーブ・エレファント・ファウンデーション』によって1頭のメスのゾウが保護されました。
ソンブーンおばあちゃんと呼ばれる87歳のゾウは80年以上、人間のために働き続けたそうです。
幼い頃に森で捕獲されたソンブーンおばあちゃんは家族から引き離され、人間に奉仕するために訓練を受けました。
ショーに出演したり、路上での物乞いやパレードで歩かされたりしながら、長い距離を移動し、夜は道路脇で眠る生活。
その後はパタヤで30年以上に渡って、ゾウ乗り体験のために毎日8時間働かされていました。
『セーブ・エレファント・ファウンデーション』は、そんなソンブーンおばあちゃんを救出することにしたのです。
おばあさんゾウがついに自由になれた瞬間
こうして、ソンブーンおばあちゃんがチェンマイにある『セーブ・エレファント・ファウンデーション』の保護区へ引っ越しをする日がやってきました。
高齢のゾウの救出には、移動を含めたあらゆる面で細心の注意が必要なのだとか。
スタッフたちの献身的なケアにより、約24時間かけてソンブーンおばあちゃんは無事にゾウの保護区へ到着しました。
ゾウの中でも、特に足首の弱い年老いたゾウは、コンクリートの床の上で短い鎖に足を縛られて眠ることに耐えられないのだそう。
ソンブーンおばあちゃんは、生涯このような状況に耐えてきましたが、ようやく安らぎを得たのです。
保護区に着いた後、長旅と苦しかった生活に疲れ果てたソンブーンおばあちゃんは、用意された砂の山を見つけるや否や、倒れるように眠ってしまいました。
到着したばかりのゾウは通常、被害妄想や信頼の欠如のために横になるまで数週間かかるのだとか。
その常識をくつがえしたソンブーンおばあちゃんは、いかに疲れ切っていたかが分かります。
ソンブーンおばあちゃんの自由への旅を記録した動画をご覧ください。
これらの動画や写真には「人間のためにつらい思いをさせてごめんね」「やっと自由になれてよかった」「涙が止まらない」などの声が上がっています。
保護された時のソンブーンおばあちゃんは痩せて、肌が乾燥し、目はぼんやりとして歯も欠けていたのだとか。
体がボロボロになるまで人のために働き続けたソンブーンおばあちゃんは、もう足を鎖でつながれることはありません。
今は川で水浴びをしたり、おいしいごはんやおやつを楽しんだりして毎日を過ごしているといいます。
87歳にしてついに自由になれたソンブーンおばあちゃん。安住の地で元気に長生きしてほしいですね。
[文・構成/grape編集部]