プールで大はしゃぎする1頭のクマ 悲惨すぎる過去が…
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ベトナムの動物保護施設のプールで遊ぶ1頭のクマ。この映像が今、ある理由から注目を集めています。
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映像に映っているクマの名前はタフィーといいます。プールの中で大喜びではしゃぐタフィー。実は彼がこんなにうれしそうなのには、悲しい理由があったのです。
タフィーは2015年に中国の熊農場から救出されました。中国などでは古来よりクマの胆汁(熊胆)が漢方薬として重宝されており、この胆汁を生産する目的で多くの熊が飼育されているのです。
悲惨な環境で飼育されているクマたち
タフィーは救出された時、胆のうが損傷し、手足も傷だらけで、歯も砕けていました。これらのケガと数多くの胆石は、タフィーが長い間、狭い檻の中で痛みに耐えてきたことを表しているということです。また、水もあまり与えられていなかったため、脱水症状を起こしていました。
そんなタフィーが、救出されて以来、初めて屋外のプールに入った時の映像がこちらです。
うれしさのあまりプールの中で何度もジャンプするタフィー。これが本来あるべき動物の姿なのでしょう。何年もの間、拷問のような生活を強いられてきたタフィーの気持ちを思うと、胸が締め付けられます。
中国やベトナムには今も、何千頭ものクマたちが熊農場でタフィーと同じような状況下にあるといいます。タフィーを救出した保護施設では、この映像が広まることで、将来ほかのクマたちが助かるきっかけになることを願っているということです。