ドイツの家庭料理『マウルタッシェン』 企業の投稿に「食べてみたい」
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薄い生地でひき肉や野菜を包み、蒸す、揚げる、焼くといった調理法で作られる『餃子』。
大人から子供まで、普遍的な人気を誇る『餃子』に似た料理は、世界各国に古くから伝わり、各地の食文化に根付いています。
イオントップバリュ(topvaluofficial)の公式Instagramでは、ドイツの『マウルタッシェン』が紹介されています。
見た目は餃子によく似ていますが、具材や味付けは少し異なるドイツの郷土料理『マウルタッシェン』をチェックしてみましょう。
※画像は複数あります。左右にスライドしてご確認ください。
ドイツの郷土料理『マウルタッシェン』レシピ
マウルタッシェンは、ドイツの南部地方を中心に親しまれている、伝統的な郷土料理です。
薄いパスタ生地で、さまざまな具材を包んで作られるマウルタッシェンは、焼いたりゆでたりと、まさに日本の餃子のようにさまざまな調理法があります。
その中でもスープを注いで食べるレシピを紹介します。
作り方
1.タマネギは、半量をさいの目切り、残りの半量をみじん切りにします。ニンジンはさいの目切り、ほうれん草はさっとゆでて細かく切り、パセリはみじん切りにします。
2.みじん切りのタマネギを耐熱容器に入れてラップをかけ、500wの電子レンジで約2分加熱します。
3.パン粉と牛乳を混ぜ、なじんだら2のタマネギを加えてよく混ぜます。粗熱が取れたら、溶きほぐした卵を加えてよく混ぜます。
4.ひき肉に塩ひとつまみ(分量外)、ナツメグを加えてよく混ぜ、3を加えてさらに混ぜ合わせます。
5.鍋にお湯800㎖(分量外)を沸かし、さいの目切りにしたタマネギ、ニンジンを入れ、野菜が柔らかくなったら鶏ガラスープの素、塩を入れてスープを作っておきます。
6.餃子の皮に4を乗せ、少量の水を縁に付けて空気を抜くようにピッタリと半分に折りたたんで、フォークで縁の部分を押して閉じます。
7.5とは別の鍋にたっぷりの湯を沸かし、6をゆでます。浮いてきたら皿に盛り、5のスープを注ぎ、パセリを散らして完成です。
『マウルタッシェン』の発祥は修道院!
マウルタッシェンは、修道院で生み出されたレシピと考えられています。
言い伝えによると、四旬節の肉食を断つ期間に、修道士たちが肉を生地で包んで隠し、神様に見えないようにして食べたのが始まりなのだとか。
バターで焼いたり、スープに入れたりして楽しむマウルタッシェンは、家庭ごとに異なるレシピがあり、郷土の味として愛されています。
餃子とはひと味違う味わいを楽しめるマウルタッシェン。
家庭でも簡単に作れるので、新しい餃子のアレンジレシピとして挑戦してみてください。
[文・構成/grape編集部]