「絶対に火を通して」 生食の危険性について、厚生労働省が注意喚起
公開: 更新:

※写真はイメージ

折り畳み傘で全治1か月の重篤なケガ 注意喚起に「これは怖い」「気を付ける…」軽量で持ち運びやすい折り畳み傘。しかし一歩間違えると大変な事態に…!

ジャガイモで注意するのは『芽』だけではなく…? 意外なポイントにゾッとするじゃがいもで食中毒にならないために気を付けるポイントを紹介します。
grape [グレイプ] issues
公開: 更新:
※写真はイメージ
折り畳み傘で全治1か月の重篤なケガ 注意喚起に「これは怖い」「気を付ける…」軽量で持ち運びやすい折り畳み傘。しかし一歩間違えると大変な事態に…!
ジャガイモで注意するのは『芽』だけではなく…? 意外なポイントにゾッとするじゃがいもで食中毒にならないために気を付けるポイントを紹介します。
ビタミンや鉄分などの栄養素を豊富に含む、レバー。牛や豚、鶏などの肝臓部分であるレバーは、スーパーマーケットや飲食店のメニューで目にすることも多いでしょう。
日々の食生活に取り入れたい食材の1つですが、調理法を間違えると、食中毒を引き起こす恐れがあることを知っていますか。
厚生労働省はウェブサイトで「2012年7月から、食品衛生法に基づいて、牛のレバーを生食用としての販売・提供を禁止した」と伝えています。
生食が禁止の理由は「現状、牛レバーを安全に生で食べるための方法がなく、生食することで、腸管出血性大腸菌による重い食中毒の発生が避けられないため」としています。
※写真はイメージ
ただし、安全に食べられる方法が見つかれば、規制の見直しを検討していくとのこと。
また、レバー自体が新鮮かどうかは、関係がないといいます。規制が見直されるまでは、必ず加熱して食べましょう。
レバーの安全な食べ方
厚生労働省は、食中毒を起こさないために以下のような注意喚起を行っています。
牛のレバーに限らず、豚のレバーも同様に、中までしっかりと加熱してから食べることが重要。豚の生レバーを生食すると、E型肝炎などのさまざまな食中毒のリスクがあるといいます。
加熱後は見た目だけで判断することは危険。家庭で調理する場合、中心部の肉の温度を温度計で確認してから食したほうが、より安全といえるでしょう。
豚レバー。牛レバーと同様に、生食は禁止されている。
また、調理中・調理後の注意点として、厚生労働省はこのように呼びかけています。
中までしっかり火を通しても、生の状態に触れたトングや箸などを使い回してしまったら、病原体が付く恐れがあります。
正しい調理法を守り、安全においしくレバーを食べてください。
[文/高橋モータース@dcp・構成/grape編集部]