なんの変哲もない茂みに吠える犬 気になって見に行くと…?
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昔話の『花咲か爺(通称:花咲かじいさん)』では、犬が「ここ掘れワンワン」と指定した場所を掘ると、大量の大判小判が出てくるシーンが有名です。
犬種にもよりますが、犬は人間の数千~1億倍の嗅覚を持つともいわれている動物。現代社会でも、警察犬や災害救助犬など、人や物を探知する際に活躍をしていますよね。
アメリカで暮らしている心臓血管外科医のOnyo(@researcher_cvs)さんがXに投稿したのは、まさに物語のワンシーンのようなエピソードでした。
犬が庭で『ここ掘れワンワン』 行った先には…?
Onyoさんの自宅には、友人の飼っているラブラドールレトリバーが、子犬の頃からよく遊びに来ていたのだとか。
ある日の朝、預かっていた友人の犬を庭で遊ばせることにしたOnyoさん。しかし、その日はなぜか、犬がなかなか戻ってこなかったといいます。
不思議に思い様子を確認しに行くと、犬は一見なんの変哲もない茂みの周囲で興奮していたのです。
まさに「ここ掘れワンワン」というかのように、ある一点に向かって反応を示す、犬。
一体何に反応しているのか、Onyoさんがそっと茂みに近付いてみると…!
茂みの中にいたのは、すやすやと寝息を立てる野ウサギの赤ちゃんたちでした。
Onyoさんによると、以前から家の庭には時々、野ウサギが遊びに来ていたとのこと。もしかすると、野ウサギは一家で訪れたのかもしれませんね。
野ウサギの赤ちゃんの存在を教えてくれたかのような『ここ掘れワンワン』に、Onyoさんはとても驚かされたといいます。
その後、Onyoさんの妻は野ウサギを保護する方法を問い合わせ、親ウサギが入れる穴を設置した上で、外敵に襲われないようダンボールで囲うことに。
犬に発見された野ウサギの赤ちゃんたちは、優しい人間たちによって、安全な環境で過ごすことができるようになったのでした。
温かさにあふれるエピソードは拡散され、Xには「野ウサギの赤ちゃんを初めて見た!」「なんて素敵な話!」といった反響が続々と寄せられていました。
あれから2年…野ウサギは今でも?
上記のエピソードから約2年が経過した、2025年4月現在。
Onyoさんによると、今でもたまに近所の家の庭などで、野ウサギの赤ちゃんが発見されているようです。
野ウサギたちにとって、Onyoさんたちが住むエリアは、心を許せる環境なのかもしれません。
これからも、かわいらしい野ウサギの赤ちゃんたちが、安心して成長できる場所であってほしいですね!
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[文・構成/grape編集部]