梅干しのNG行為知ってる? 行政が教える『正解』に「盲点だった」「もうやらない」
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- 出典
- 東京都保健医療局
おかずを小分けにしたり、おにぎりを包んだりなど、料理を作る際に便利なアイテムである、アルミホイル。
お弁当で使ったり、食卓に並べたりするという人もいるでしょう。
実は、アルミホイルをはじめとした、アルミニウム製品(以下、アルミ製品)に入れてはいけない食品があることを知っていますか。
アルミにNGな食品は?
東京都保健医療局がアルミ製品を使う際に、注意すべき食品としたのが梅干しです。
「梅干しを包んだアルミ箔が溶けて、穴が開いてしまった。この梅干しを食べても大丈夫?」という質問に、次のように答えていました。
アルミ製品は、紙パックに比べて液体が染み込みづらく、重宝しているという人も多いでしょう。
しかし、酸やアルカリ性の物と長時間触れると、表面が腐食してしまうため、梅干しは注意する必要があります。
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アルミニウムは、体内に入ってもほとんどが体外へ排出されるので、健康への影響は心配ありません。
しかし、酸やアルカリの食品に反応し、アルミホイルやアルミ製のカップが溶けて穴が空くと、液漏れなどの被害が発生する恐れがあります。
梅干しを小分けにする際は、ラップで包んだり、紙製のカップに入れたりして、アルミ製品を使わないようにしましょう。
また、内閣府食品安全委員会は、「アルミニウムは、酸または塩の影響を受け溶解性が高まる」と呼びかけています。
塩分濃度が高い漬け物や加工食品を入れるのも、回避したほうがいいようです。
アルミ製品は、調理に欠かせないアイテムであることから、入れてはならない食材があると知らない人は多い模様。
ネット上には、「盲点だった。お弁当を作る時は気を付けよう」「梅干しをアルミカップに入れるのはやめて、これからは紙パックにする!」といったコメントが上がっています。
調理器具も確認しよう!
調理器具についても、注意が必要です。
酸性の強い食品や塩分濃度の高いおかずをアルミ製のプレートや鍋に入れると黒ずんだり、溶けたりしてしまいます。
ステンレス素材のアイテムと見た目が似ているので、自宅にある調理器具がアルミ製かどうかを確認してから使うようにしてくださいね。
[文・構成/grape編集部]