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国土交通省、10日の大雪で『緊急発表』 該当地域に「不要不急の外出控えて」

By - grape編集部  公開:  更新:

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※写真はイメージ

2023年2月9日、気象庁と国土交通省は関東甲信地方を対象に、大雪に関する緊急発表を実施。

国土交通省によると、同月10日の朝から広範囲で雪が降ることが予想されており、山地や山沿いを中心に大雪が観測されるとのことです。

午後には雨に変わると予想されていますが、都心を含む平地でも広い範囲で警報級の大雪となる可能性があるのだとか。

また、雪が降り止んでも、同月11日朝にかけて気温が低い状態が続くため、路面の凍結が予測されています。

積雪による事故の発生に備え、国土交通省はこのように注意喚起を行いました。

・やむを得ず自動車を運転する場合は、ドライバーの皆様には、冬用タイヤの装着、チェーンの携行及び早めの装着の徹底、スコップや砂等の冬用装備の携行をお願いします。また、降雪状況等により、広範囲での通行止めや、結果として、高速道路と並行する国道等が同時に通行止めとなる場合があります。広域迂回の実施や通行ルートの見直しなどのご協力をお願いします。

・過去の大雪の際には、大型車の立ち往生が主な原因となり、甚大な影響が生じています。運送事業者は、大雪時等輸送の安全の確保に支障を生ずるおそれがあるときは、事業用自動車に冬用タイヤが装着されていることの確認等、安全を確保するために必要な措置を講じることが必要です。なお、雪道において悪質な立ち往生が発生した場合には、監査で事実関係を確認したうえで、講じた措置が不十分と判断されれば、行政処分の対象となります。適切な運行管理を行うようお願いします。

・大雪が予想される地域では、公共交通機関においても、大規模かつ長時間にわたる遅延や運休が発生するおそれがあります。

・最新の気象情報や交通情報等に留意し、外出が必要な場合には、十分な時間的余裕を持って行動いただくようお願いします。

国土交通省 ーより引用

少しでも混乱や事故の発生を防ぐため、不要不急の外出を控えるよう呼びかけた、国土交通省。

めったに雪の降ることがない都市部は、降雪量の多い地域とは異なり、基本的に対策が行われていません。

そのため、雪が観測されるたびに多くの交通機関がまひするほか、交通事故が起こったり、ケガ人が続出したりするのです。

仕事などのやむを得ない理由で外出を強いられる人はいるはず。命を守るために、できるだけ慎重に行動したいですね。


[文・構成/grape編集部]

出典
国土交通省

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