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水筒にカフェオレ入れてない? 企業の注意に「やってた」「怖すぎる」【水筒の使い方4選】

By - grape編集部  公開:  更新:

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水筒

※写真はイメージ

毎日の水分補給に欠かせない水筒。

保冷や保温ができて便利なことから、通勤や通学、お出かけ時などに使っている人も多いでしょう。

しかし、その水筒に絶対に入れてはいけない飲み物があることを知っていますか。

フライパンや鍋などのキッチンツールを製造、販売する、和平フレイズ株式会社(以下、和平フレイズ)が発信した注意喚起に、「入れていた…」「知らなかった」と驚く声が相次ぎました。

水筒に入れてはいけない飲み物とは

和平フレイズは、ウェブサイトで水筒に絶対入れないでほしいものを具体的に挙げています。

黒い水筒を持つ人

※写真はイメージ

まず、ドライアイスや炭酸飲料は内圧が高まり、蓋が飛ぶ危険があるため入れないようにしましょう。

さらに、牛乳やカフェオレなどの乳飲料、ジュースも腐敗によってガスが発生し、爆発のような現象が起こって蓋が外れる恐れがあるとのこと。

みそ汁やスープは塩分によってサビの原因に、お茶の葉や果肉入りの飲料は詰まりや漏れの原因になるそうです。

また、日本酒や焼酎などのアルコール類も、腐敗により危険な内圧上昇を起こす場合があります。

一見無害に思える飲み物も、内部で化学反応が起きると想像以上に危険です。

なお、スポーツドリンクを入れて使った場合は、当日にしっかり洗浄や乾燥をすればいいそうですが、放置するとカビやサビの原因になるため注意しなければなりません。

投稿には「カフェオレ入れてた!」「茶葉入りがダメなんて知らなかった」といった声が多数寄せられました。

用途に合った飲み物を選び、こまめに手入れをして、水筒を安全に使いましょう。

正しいお手入れで水筒を長く安全に使うために

毎日使う水筒は、扱い方を誤ると金属成分の溶け出しや雑菌の繁殖につながる可能性があります。

内部のサビや傷、ニオイの原因を早めに見つけて対処することが大切です。

水筒の使い方次第で食中毒になることも

水筒の扱い方を一歩誤ると、食中毒のリスクを高めてしまうことがあります。

特に、長く使っている水筒は、内部のコーティングが剥がれて金属成分が溶け出す場合もあるそうです。

セラミック製の調理器具などを手掛ける、京セラ株式会社(以下、京セラ)によると、サビや傷のある状態で飲み物を長時間入れておくと、過剰な金属成分が身体に影響をおよぼす恐れがあるといいます。

お気に入りの水筒を安全に使い続けるためにも、日々のお手入れと点検を欠かさないようにしましょう。

水筒の金属臭を防ぐには?

長く使っている水筒から、金属のようなニオイがした経験はありませんか。

ステンレス製などの水筒では、お茶やコーヒーに含まれるタンニンやカフェインが金属と反応し、金属臭を発生させることがあるといわれています。

さらに、飲み物が入った状態や内部に付着した汚れを放置していると、雑菌が繁殖して酸化が進み、ニオイが強くなる原因になりかねません。

京セラによると、金属臭を防ぐには使用後すぐに中性洗剤で内部を洗い、蓋やパッキンも分解してしっかり乾燥させることが大切だそうです。

また、汚れやザラつきが気になる時は、ぬるま湯500㎖にクエン酸小さじ1杯を溶かしてつけ置き洗いすると、汚れやニオイを効果的に落とせます。

金属臭が気になる人は、セラミック加工の水筒を選ぶのもおすすめです。

水筒を電子レンジで消毒してもいい?

水筒の誤ったお手入れ方法によって、大きな事故につながることがあるといいます。

水筒や弁当箱を製造している、サーモス株式会社のウェブサイトでは、「水筒を電子レンジで消毒してはいけない」と注意を呼びかけていました。

水筒の多くは、温度を保つために内部が金属製のステンレスで作られています。

そのため、電子レンジで加熱すると金属部分がスパークして火花が出たり、発火や破裂を引き起こしたりする恐れがあるとのことです。

普段は、中性洗剤とぬるま湯でしっかり洗い、自然乾燥させるお手入れ方法が適しています。

命に関わる危険を避けるため、正しいお手入れを心がけましょう。


[文・構成/grape編集部]

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