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自宅で溺れる事故も多発 プールや海と同じくらい要注意な場所は?

By - grape編集部  公開:  更新:

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※写真はイメージ

夏になると海やプールに出かける人も多いでしょう。

強い日差しを浴び、冷たい水の中を泳ぐのはとても気持ちのいいことです。

その一方で、国際連合の発表によると世界では毎年推定23万6千人が溺れているとのこと。

また、溺れたことにより命を落とす子供や若者も多くいるそうです。

消費者庁は、子供の水の事故を防ぐために気を付けるべきことをウェブサイトで公開しています。

水の事故防止のためのポイント

消費者庁は海での事故を防止するために4つの注意点を紹介していました。

1.ライフセーバーや監視員等がいるなど適切に安全管理が行われている海水浴場で、指定された遊泳エリア内であることを確認して泳ぎましょう。
必要に応じて、ライフジャケットを使用しましょう。
遊泳禁止となっている場所では、絶対に泳がないでください。

2.海の状況は、日ごと、時間ごとに変化します。
風の向きや波の高さ、満潮か干潮かをしっかり確かめてから入りましょう。
大人はKeep Watchを心がけ、子どもから目を離さずに手の届く範囲で見守りましょう。

3.離岸流に注意!発生しやすい場所や対処などを知っておきましょう。
離岸流(リップカレント)とは、沖に向かって発生する強い流れのことです。
海水浴場における溺水事故の自然要因の多くが離岸流によるものです。
河口付近、堤防沿い等の人工物付近、岩場など離岸流が発生しやすい場所には入水しないでください。

4.堤防などで釣りをする際にも、海への転落の危険があります。
滑りにくく、かかとのある履物を履いていきましょう。
ライフジャケットを正しく着用し、堤防の縁からのぞき込まないようにしましょう。立入禁止区域には絶対に入らないでください。

消費者庁 ーより引用

また、プールで遊ぶ際には禁止事項を必ず守るように呼びかけています。

プールサイドからのジャンプや遊具などの下に潜る行為は、重大な事故につながる危険性があるとのこと。

基本的なことですが、体調がすぐれない時には遊ばないようにすることも、大切だそうです。

家庭で子供の水の事故を防止するポイント

子供が溺れるのは海やプールなどの水辺ばかりではありません。

厚生労働省『人口動態調査』によると、0~1歳の幼い子供の場合、入浴中に溺れて命を落とす事例も大変多く発生しているとのこと。

消費者庁は「大人が洗髪する際には、子供を浴槽から出しましょう」と呼びかけ、子供だけで入浴させないように注意喚起しています。

子供は声や音を出さず、静かに溺れることもあるそうです。

「気付かなかった…」とならないために、常に子供から目を離さないように気を付けましょう。


[文・構成/grape編集部]

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出典
消費者庁

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