「泥棒が第一ターゲットにするのは…」 防犯住宅協会の助言にゾッとする By - デジタル・コンテンツ・パブリッシング 公開:2024-05-13 更新:2024-05-13 注意喚起防犯 Share Post LINE はてな コメント ※写真はイメージ 仕事が忙しいなどの理由で、カーテンを閉めっぱなしにして生活してはいませんか。もし、閉めたままにしていると、防犯上でのリスクがあるといわれています。防犯対策講座などを行う『一般社団法人 日本防犯住宅協会』(以下、日本防犯住宅協会)に詳しく聞いてみました。 泥棒の第一ターゲットになりやすい! 日本防犯住宅協会の柴山明輝会長によると、カーテンを閉めっぱなしの状態で生活すると、このようなリスクがあるそうです。 戸建てや部屋が1階に面しているかどうかなど、住居環境にもよりますが、カーテンを閉めたままで生活すると、泥棒の第一ターゲットになりやすいです。 例えば、昼はカーテンが開き、夜は閉まるなど、家主がその家で生活していることが分かる家は、泥棒が侵入するにはリスクがあります。また、夜にカーテンの間から部屋の明かりが漏れていると、在宅の可能性があるので、泥棒は侵入しにくくなるのだとか。 一方、カーテンを閉めっぱなしにしていると、「ずっと不在なのかもしれない」と思われ、ターゲットになる可能性が高まるそうです。 続けて、柴山会長はこのように注意喚起しています。 ターゲットにされた場合、泥棒はインターホンを押して不在かどうかを確認。家にいないと判断すると侵入してきます。インターホンに出たなら泥棒に入られないかもしれませんが、危険なのは居留守をしたケースです。不在だと思って泥棒が侵入してきて、鉢合わせてしまう可能性があります。 また、部屋が複数ある場合、「侵入に気付かないまま、金品が盗まれることもある」とのこと。窓ガラスを割る音は意外と聞こえにくいので、気が付いたら盗まれた後だったということもあり得るのです。 ※写真はイメージ 泥棒に狙われにくくするには… カーテンを閉めっぱなしで生活することは、防犯上ではリスクしかない行為でしょう。泥棒の第一ターゲットにならないためには、カーテンを開け閉めするなど、生活習慣を改善することが重要です。 柴山会長によると、特に防犯で大事なのは部屋の明かりとのことで、以下の点を意識してほしいといいます。 ・帰宅が夜になる時は、外から見える部屋の明かりを一部つけておく。・遮光カーテンは30cm程開け、暗くなった時に中の明かりが外にもれるようにする。・家のまわりを明るくする。 特に遮光カーテンを全部閉めたままだと、昼間も留守だと判断され、ターゲットにされやすくなります。 ほかにも、ポストには鍵をかける、ポストの中に郵便物や新聞をためておかない、洗濯物は、外から見えにくいところに干すといった、生活環境を把握できないようにする工夫が重要。万が一に備え、窓の鍵をしっかりと閉めてロックを掛けたり、補助錠を設置したりすることもポイントです。 日本防犯住宅協会のウェブサイトでは、防犯チェックや防犯診断などを行うことができます。自宅の防犯状況が気になる人は、チェックしてみてはいかがでしょうか。 [文/デジタル・コンテンツ・パブリッシング・構成/grape編集部] 取材協力 一般社団法人 日本防犯住宅協会 Share Post LINE はてな コメント
仕事が忙しいなどの理由で、カーテンを閉めっぱなしにして生活してはいませんか。
もし、閉めたままにしていると、防犯上でのリスクがあるといわれています。
防犯対策講座などを行う『一般社団法人 日本防犯住宅協会』(以下、日本防犯住宅協会)に詳しく聞いてみました。
泥棒の第一ターゲットになりやすい!
日本防犯住宅協会の柴山明輝会長によると、カーテンを閉めっぱなしの状態で生活すると、このようなリスクがあるそうです。
戸建てや部屋が1階に面しているかどうかなど、住居環境にもよりますが、カーテンを閉めたままで生活すると、泥棒の第一ターゲットになりやすいです。
例えば、昼はカーテンが開き、夜は閉まるなど、家主がその家で生活していることが分かる家は、泥棒が侵入するにはリスクがあります。
また、夜にカーテンの間から部屋の明かりが漏れていると、在宅の可能性があるので、泥棒は侵入しにくくなるのだとか。
一方、カーテンを閉めっぱなしにしていると、「ずっと不在なのかもしれない」と思われ、ターゲットになる可能性が高まるそうです。
続けて、柴山会長はこのように注意喚起しています。
ターゲットにされた場合、泥棒はインターホンを押して不在かどうかを確認。家にいないと判断すると侵入してきます。
インターホンに出たなら泥棒に入られないかもしれませんが、危険なのは居留守をしたケースです。
不在だと思って泥棒が侵入してきて、鉢合わせてしまう可能性があります。
また、部屋が複数ある場合、「侵入に気付かないまま、金品が盗まれることもある」とのこと。
窓ガラスを割る音は意外と聞こえにくいので、気が付いたら盗まれた後だったということもあり得るのです。
※写真はイメージ
泥棒に狙われにくくするには…
カーテンを閉めっぱなしで生活することは、防犯上ではリスクしかない行為でしょう。
泥棒の第一ターゲットにならないためには、カーテンを開け閉めするなど、生活習慣を改善することが重要です。
柴山会長によると、特に防犯で大事なのは部屋の明かりとのことで、以下の点を意識してほしいといいます。
・帰宅が夜になる時は、外から見える部屋の明かりを一部つけておく。
・遮光カーテンは30cm程開け、暗くなった時に中の明かりが外にもれるようにする。
・家のまわりを明るくする。
特に遮光カーテンを全部閉めたままだと、昼間も留守だと判断され、ターゲットにされやすくなります。
ほかにも、ポストには鍵をかける、ポストの中に郵便物や新聞をためておかない、洗濯物は、外から見えにくいところに干すといった、生活環境を把握できないようにする工夫が重要。
万が一に備え、窓の鍵をしっかりと閉めてロックを掛けたり、補助錠を設置したりすることもポイントです。
日本防犯住宅協会のウェブサイトでは、防犯チェックや防犯診断などを行うことができます。
自宅の防犯状況が気になる人は、チェックしてみてはいかがでしょうか。
[文/デジタル・コンテンツ・パブリッシング・構成/grape編集部]