昼の12時は『正午』、夜中の12時はなんて呼ぶ? ヒントは十二支に由来する言葉で…「知らなかった」
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背広、足袋、股引…実は『外来語』が1つある! 思わず「え、日本語じゃないの?」と驚く名前3選外国語から取り入れられ、日本語として定着した言葉である、外来語。 本記事では、よく使う言葉だけれど、実は外来語だったものを3つを、クイズ形式で紹介します。

『やぶ医者』は名医のことだった!? 3つの言葉の由来に答えられますか?誰もが聞いたことがある言葉3つを深堀りし、なぜそのような言葉になったのかをご紹介します。 クイズ形式にしましたので、ぜひ、考えてみてくださいね!






『12時』という時間は、1日の流れの中で区切りとなる特別な時間です。
昼の12時は『正午』と呼ばれますが、夜中の12時はなんと呼ぶのでしょうか。
実は『正午』のような漢字2文字で表す言葉があり、意外と知られていません。
昼の12時は『正午』、夜の12時は『正〇』!?
『正午』の由来は、かつて使われていた十二支で時刻を表していた頃、『午(うま)の刻』である11~13時のちょうど真ん中の時間にあたることから、そのように呼ばれるようになりました。
では、新しい1日の始まりを示す夜中の12時はどのような言葉になるのでしょうか。
もちろん、『午前0時』や『真夜中』といった日常的に使われる表現もありますが、『正午』と同じく十二支に由来する言葉が存在します。
少し考えてみてください。『正午』のように『正〇』という言葉になりますよ。
いかがですか。「もうギブアップ!」という人は、以下で答えを見てみましょう!
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正解は、『正子(しょうし)』です!
これは夜中の12時が「子(ね)の刻」の真ん中にあたることに由来しています。
十二時辰
『正午』と『正子』は、太陽の動きと伝統的な時刻の数え方によって、昼夜それぞれの時間の区切りを厳密に示す言葉となっています。
昔の人たちが時間を正確に把握するために生まれた知恵から由来する、このような言葉を知ると、1日の時間の流れをより深く感じることができますよね。
もちろん、会話の流れで「正子」といっても伝わらないことのほうが多いと思うので、知っていれば自慢ができる豆知識として覚えておくといいでしょう!
[文・構成/grape編集部]