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最終回が印象的な大河ドラマランキング 八重の桜、龍馬伝を抑えて1位に輝いたのは?

By - grape編集部  公開:  更新:

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綾瀬はるかさんの写真

1年をかけて壮大に描かれるNHKの大河ドラマ。

その最終回は、作品全体の印象を決定づける重要な瞬間といえるでしょう。

そこでgrapeは、30~60代の男女100人にアンケートを実施。

直近15作品の中から、最終回が印象的だった大河ドラマについて調査しました。

最終回が印象的だった大河ドラマ第3位 八重の桜

第3位にランクインしたのは、2013年放送の『八重の桜』。

俳優の綾瀬はるかさんが主演を務め、『幕末のジャンヌ・ダルク』と呼ばれた新島八重の、波乱の生涯を描いた作品です。

会津を舞台に、戊辰戦争という激動の時代を生き抜いた八重の強さと信念が、多くの視聴者の心を打ちました。

最終回では、敗戦により『逆賊』とされた会津の視点から、それでもなお誇りを失わずに生き抜く姿を描写。

理不尽な時代の中で『諦めず戦い続ける』という八重の意思が力強く伝わり、見る者に深い余韻を残しました。

2014年度国際エミー賞テレビドラマ部門にもノミネートされた本作は、日本人の『誇りと再生』を象徴するラストとして記憶されています。

【ネットの声】

・女性が主人公の大河ドラマとして、これ以上ないほど素晴らしかった。

・八重の諦めない『会津魂』に胸が熱くなった。きれいに終わった最終回も印象的。

・さびしさだけでなく希望も垣間見える終わり方でよかった。

最終回が印象的だった大河ドラマ第2位 龍馬伝

第2位となったのは、2010年放送の『龍馬伝』。

言わずと知れた幕末の志士・坂本龍馬を、歌手で俳優の福山雅治さんが圧倒的な存在感で演じました。

物語は、龍馬の幼少期から33歳で暗殺されるまでの波乱に満ちた生涯を、俳優の香川照之さん演じる岩崎弥太郎の視点から描いています。

福山さんが体現した龍馬は、おおらかで人懐っこく、困っている人を放っておけない『時代のヒーロー』そのもの。

その結末は誰もが知るからこそ、最終回が近づくにつれて胸に迫るものがあったでしょう。

志半ばで命を落とす最終回は、史実に基づいた生々しい描写が視覚的にも強烈な印象を残しました。

暗殺シーンの衝撃と、龍馬と無二のライバルとして向き合い続けた弥太郎との絆が刻まれた結末は、幕末の混沌を背景にした熱い人間ドラマとして語り継がれています。

【ネットの声】

・これぞ大河ドラマ!坂本龍馬の生き様を見せてもらった。

・幕末の激動の時代がよく描かれていた。緊迫の最終回は必見。

・結末は分かっていたけどそれでも衝撃。この残酷さが幕末の時代を象徴していると感じる。

最終回が印象的だった大河ドラマ第1位 鎌倉殿の13人

第1位に輝いたのは、2022年放送の『鎌倉殿の13人』。

平安時代末期から鎌倉幕府の成立・発展を背景に、俳優の小栗旬さん演じる北条義時が優しき青年から冷徹な執権へと変貌していく姿を描いた作品です。

暗殺や策略が渦巻く権力闘争の中で、理想と現実の狭間でもがく義時の生きざまは、多くの視聴者に強烈な印象を残しました。

最終回のタイトルは『報いの時』。俳優の小池栄子さん演じる姉・北条政子との静かな対話で幕を閉じるラストシーンは、まさに圧巻でした。

権力の頂点に立ちながらも、積み重ねてきた罪と向き合う義時の姿が描かれ、政子がその命を見届けるという結末が深い余韻を残します。

鎌倉を支えた『13人』それぞれの思惑が交錯し、義時の最期に宿る『覚悟と報い』が物語全体のテーマを見事に締めくくりました。

【ネットの声】

・最後にタイトルの伏線も回収され、作品としての完成度が素晴らしかった。

・最終話の小栗さんと小池さんの2人芝居が見事。何度でも見たい大河ドラマです。

・全話面白かったけど、特に最終回は圧巻。歴史の闇深さと脚本の妙を感じた。

1~10位までの結果は以下の通りです。

『最終回が印象的な大河ドラマ』のランキング画像

1位 鎌倉殿の13人 16票
2位 龍馬伝 15票
3位 八重の桜 12票
4位 光る君へ 11票
5位 真田丸 9票
6位 いだてん ~東京オリムピック噺~ 8票
7位 軍師官兵衛 7票
7位 西郷どん 7票
7位 麒麟がくる 7票
7位 どうする家康 7票

調査機関:自社調べ/調査方法:アンケートサイト『Freeasy』を利用

大河ドラマの最終回は、登場人物たちの生き様を締めくくるだけでなく、視聴者の心に深く刻まれる1年間の『物語の余韻』を残す瞬間でもあります。

あなたの記憶に残る大河のラストシーンは、どの作品でしょうか。


[文・構成/grape編集部]

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