視力を失う前に見せたい 母と6歳娘が作った『やりたいことリスト』

By - grape編集部  公開:  更新:

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出典:Facebook

アメリカのアリゾナ州に住むカトリーナ・フロストさんには、キャリーちゃんという6歳の愛娘がいます。

2歳の頃、家族性滲出性硝子体網膜症(FEVR)と診断されたキャリーちゃん。網膜を栄養する血管の発達異常によっておこるこの病気の影響で、キャリーちゃんはどんどん視力が落ちていました。

5回のレーザー手術を受けても、キャリーちゃんの視力は悪化する一方…。そんなある日、医者からこんな言葉を告げられました。

「このままだと、網膜剥離を起こし失明する可能性も十分にあり得ます」

愛しい娘が、いつかなにも見えなくなってしまうかもしれない…。突き付けられた現実に、カトリーナさんは大きなショックを受けます。

まだ6歳のキャリーちゃんは、青い空も、咲き誇る花も、大好きな家族の笑顔も、目に映るすべてのものをいつでも当たり前のように見ていたはずです。それが、いつかは見えなくなるかもしれないという現実は、母親として受け入れがたいものだったでしょう。

友人の一言が、母の背中を押した

8年前に視力を失った友人に、このことを相談することにしたカトリーナさん。返ってきた言葉に、彼女はハッとさせられました。

「つらいとは思うけど、前向きになろうよ!
例えば、バケット・リストを作ってみたらどうかな?」

視力を失った経験を持つ友人だからこそ言える言葉でした。悲しみに沈むカトリーナさんを、その一言が前へと向かわせたのです。

バケット・リスト』とは、2007年に公開された映画『最高の人生の見つけ方(The Bucket List)』によって、アメリカで流行り始めた言葉。

そして、言葉の意味は『死ぬまでにやっておきたいリスト』…。限られた人生を楽しいものにするため、自分の好きなことを書き記すのです。

「今のうちに素敵な光景を目に焼き付ければ、目が見えなくなっても思い出すことができる…!」

友人のアドバイスを聞いたカトリーナさんは、決意しました。娘が見たい景色や、やりたいことをたくさん叶えてあげよう、と…。

悲しみをそのままにするのではなく、残された時間を娘との思い出で満たしていく。その決断が、カトリーナさんとキャリーちゃんの日々を大きく変えることになりました。

母親が娘と作った『バケット・リスト』

早速、キャリーちゃんに行きたい場所や、やりたいことを聞いたカトリーナさん。そして、キャリーちゃんの言った言葉をリストにしました。

6歳の女の子が思い描く「やりたいこと」は、どれも目を輝かせながら語るような夢ばかりだったといいます。リストには、海、ディズニーランド、釣り、キャンプ、お料理教室、絵画教室など、次々と項目が加えられていきました。

『海に行きたい!』

カルフォルニア州のサンディエゴにいる眼の専門医を訪れる際、一家は海に向かいました。

大好きなお父さんやお母さん、兄弟と一緒に海に来ることができ、キャリーちゃんは大喜び!

病院への通院と、娘の夢を同じ旅の中で叶えてしまう。カトリーナさんの「前向きに生きる」という決意が、こんな小さなところにも表れています。

『ディズニーランドに行きたい!』

次の夢は、女の子が大好きなディズニーランド!

おばあちゃんが作ってくれたドレスを着て、とても嬉しそうな表情のキャリーちゃん。気分は、大好きなディズニープリンセスである『美女と野獣』のベルです。

園内で大好きなベルに会ったキャリーちゃんは大興奮!抱きついて、一緒に写真を撮ってもらいました。

リストはまだまだ続いていく

キャリーちゃんのバケット・リストには、まだまだたくさんの項目が記されています。

釣りやキャンプ、お料理教室、絵画教室…。カトリーナさんは近いうちに、セコイア国立公園に行く計画をしているそうです。

セコイア国立公園には、地球上でもっとも大きな樹木とも称される巨大なセコイアの木々が立ち並びます。その壮大な景色もまた、キャリーちゃんの目にしっかりと刻まれることになるでしょう。

『バケット・リスト』は、達成したら線を引いていくもの。これからも、キャリーちゃんのバケット・リストにはどんどん線が引かれていくことでしょう。

大好きなお母さんと見た景色は、彼女の心の中で永遠に残り続けます。ただ、願わくばキャリーちゃんの目が光を失わずに済みますように…。

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Cailee's Corner

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