虐待により両目を失った犬 優しい里親に引き取られ、今では人々を癒す存在に
公開: 更新:
窓際が好きな柴犬 前脚をよく見ると…「声出して笑った」家の中でお気に入りの場所が決まっているというペットは多いでしょう。 柴犬のとんくんは、どうやら庭につながる窓辺がお気に入りスポットのようです。 夏には虫よけの特殊網戸を設置しても、隙間が開く位置に、とんくんが居座るため意...
「中身は小学生」といわれたハスキーの1枚 「器用だな」「笑いが止まらん」普段は、シベリアンハスキーらしくワイルドでクールな表情を見せるという、アイリスちゃん。しかし、飼い主(@irislady_husky)さんは、驚きの場所に座る姿を見て…?
ルーマニアのブカレストで町をうろついていたところを発見され、シェルターに保護された雌犬のニム。彼女の苦しみはここから始まりました。悪質なシェルターでどれほどの精神的、肉体的な虐待を受けていたのか…。なんと何者かによってニムは両目をえぐり取られていたのです。
その後、ニムは愛犬家によってシェルターから救い出され、イギリスにある目の見えない犬のための保護施設に預けられることになりました。
現在のニムの里親であるサイアンさんはその保護施設から連絡を受け、ニムを家族として迎えることを決めました。実はサイアンさんはすでに1匹、目の見えない「ペドロ」という犬を飼っていたのです。
サイアンさんが初めてニムを見た時、彼女はとても弱っていたそうです。サイアンさんの声に怯えておもらししてしまうほど、不安と恐れでニムの心は壊れてしまっていました。
そんなニムにサイアンさんはたっぷりの愛情を注ぎました。そして時間が経つにつれて、ニムは少しずつサイアンさんに心を開き始めたのです。今ではサイアンさんに抱っこされるのが大好きな、すっかり甘えん坊さんです。
一緒に暮らすペドロくんともとっても仲良し。
そしてすっかり元気になったニムは現在、セラピードッグとして活躍しています。
きっと私たちには想像もできないほどのひどい苦しみを味わったニム。心と体に大きな傷を負った彼女は今、たくさんの人たちに癒しと笑顔を与える存在となりました。
これからは優しい里親と楽しい仲間たちと一緒に、毎日幸せに過ごしていってほしい。このかわいい笑顔を見ていると、そう願わずにいられません。