サイクリング中に犬を見つけた男性 その『場所』にショックを受けた理由は? By - grape編集部 公開:2020-12-30 更新:2020-12-30 動物愛護捨て犬犬 Share Post LINE はてな コメント 出典:pelanka_dachsund 2020年4月、ブラジルに住むラディスラウ・アルカンターラさんとホズィレーネ・ジャンセンさんはサイクリングを楽しんでいました。 ウェブメディア『The Dodo』によると、彼らは道路の真ん中に何かがいるのを見つけたのだそう。 近くに行ってみると、そこにいたのは1匹のダックスフント。 あばら骨が浮き出るほどやせ細っていて、ラディスラウさんたちに駆け寄って来ることもなく、まるで助けを求めるような顔で彼らをじっと見つめていたといいます。 この投稿をInstagramで見る 🐕Pelanka(@pelanka_dachsund)がシェアした投稿 その日はとても暑かったため、彼らは早めに引き返そうと思っていたところだったのだとか。 しかしその犬を放っておくことはできず、持っていたパンを持って近付くと、犬はあっという間にたいらげたのです。よほどお腹が空いていたのでしょう。 ラディスラウさんは犬を抱きかかえて、飼い主を知っている人がいないか近所の人たちに声をかけてみることにしました。 すると、そこで悲しい事実を知ります。 この犬がいた場所は地元ではよく動物が捨てられる場所として有名なところだったのです。 犬をここに置いていくなんてできない! ラディスラウさんは犬が意図的にここに置き去りにされたことを確信し、絶望します。 この犬をここに置いて行きたくない。でも自宅まではまだ40㎞以上あるしな… そこで彼はバックパックの中に犬を入れて背負い、家路を目指すことにしたのです。 この投稿をInstagramで見る 🐕Pelanka(@pelanka_dachsund)がシェアした投稿 犬を背負って自転車をこぐのは簡単ではなかったといいます。 犬が落ちないように常に後ろを見張りながらこぎ進むのは「1㎞ごとに永遠に続くように感じた」そうです。 こうしてへとへとになって帰宅後、2人は犬の体を洗い、おいしい食事を与えました。 その時点ですでにラディスラウさんとホズィレーネさんの心は「この犬を飼おう」と決まっていたということです。 この投稿をInstagramで見る 🐕Pelanka(@pelanka_dachsund)がシェアした投稿 2人は犬を『ペランカ』と名付けました。 見つけた時は健康状態が危ぶまれるほどガリガリに痩せていたペランカですが、その後は順調に体重も増えてすっかり元気になりました。 ペランカのInstagramには、この心温まるストーリーを知った人たちから多くのコメントが寄せられています。 ・この犬は天使だ。里親になってくれてありがとう。 ・この犬が元気になって、美しい姿に変わっていくのを見てワクワクした。 ・ペランカ、こんなに素敵な両親ができてあなたは幸運だね。 ※画像は複数あります。左右にスライドしてご確認ください。 この投稿をInstagramで見る 🐕Pelanka(@pelanka_dachsund)がシェアした投稿 ペランカがどのくらいの期間あの場所にいたのかは分かりませんが、体の痩せ具合から推測するとかなり長い間と思われます。 ひとりぼっちでお腹を空かせていたペランカはさびしくてつらかったことでしょう。 ペランカが優しい2人に出会えて本当によかったですね。 [文・構成/grape編集部] 出典 pelanka_dachsund/The Dodo Share Post LINE はてな コメント
2020年4月、ブラジルに住むラディスラウ・アルカンターラさんとホズィレーネ・ジャンセンさんはサイクリングを楽しんでいました。
ウェブメディア『The Dodo』によると、彼らは道路の真ん中に何かがいるのを見つけたのだそう。
近くに行ってみると、そこにいたのは1匹のダックスフント。
あばら骨が浮き出るほどやせ細っていて、ラディスラウさんたちに駆け寄って来ることもなく、まるで助けを求めるような顔で彼らをじっと見つめていたといいます。
その日はとても暑かったため、彼らは早めに引き返そうと思っていたところだったのだとか。
しかしその犬を放っておくことはできず、持っていたパンを持って近付くと、犬はあっという間にたいらげたのです。よほどお腹が空いていたのでしょう。
ラディスラウさんは犬を抱きかかえて、飼い主を知っている人がいないか近所の人たちに声をかけてみることにしました。
すると、そこで悲しい事実を知ります。
この犬がいた場所は地元ではよく動物が捨てられる場所として有名なところだったのです。
犬をここに置いていくなんてできない!
ラディスラウさんは犬が意図的にここに置き去りにされたことを確信し、絶望します。
この犬をここに置いて行きたくない。でも自宅まではまだ40㎞以上あるしな…
そこで彼はバックパックの中に犬を入れて背負い、家路を目指すことにしたのです。
犬を背負って自転車をこぐのは簡単ではなかったといいます。
犬が落ちないように常に後ろを見張りながらこぎ進むのは「1㎞ごとに永遠に続くように感じた」そうです。
こうしてへとへとになって帰宅後、2人は犬の体を洗い、おいしい食事を与えました。
その時点ですでにラディスラウさんとホズィレーネさんの心は「この犬を飼おう」と決まっていたということです。
2人は犬を『ペランカ』と名付けました。
見つけた時は健康状態が危ぶまれるほどガリガリに痩せていたペランカですが、その後は順調に体重も増えてすっかり元気になりました。
ペランカのInstagramには、この心温まるストーリーを知った人たちから多くのコメントが寄せられています。
・この犬は天使だ。里親になってくれてありがとう。
・この犬が元気になって、美しい姿に変わっていくのを見てワクワクした。
・ペランカ、こんなに素敵な両親ができてあなたは幸運だね。
※画像は複数あります。左右にスライドしてご確認ください。
ペランカがどのくらいの期間あの場所にいたのかは分かりませんが、体の痩せ具合から推測するとかなり長い間と思われます。
ひとりぼっちでお腹を空かせていたペランカはさびしくてつらかったことでしょう。
ペランカが優しい2人に出会えて本当によかったですね。
[文・構成/grape編集部]