盲目の子猫を保護した男性 10の『思い出』をプレゼントし愛をそそぐ!
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出典:Facebook

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母親「サンマが安かったです」 送られてきた写真を見て、息子が笑ったワケとは?2025年9月、@turi2018さんは、実家に住む母親から「サンマが安かったです」という文章とともに送られてきた写真をXに投稿しました。
ある日、道の真ん中で助けを求めるように鳴いている盲目の子猫を発見したロザリオさん。
「一目みたときから、自分の元で面倒を見るつもりだった」
出会った瞬間から子猫に心奪われた彼は、すぐに子猫を動物病院へと連れて行きました。
すると、獣医から悲しい診断結果を言い渡されます。
「この子猫は生まれつき心臓に問題があります。おそらくあと数ヶ月の命でしょう」
長くは一緒にいられないと宣告され、ショックを受けるロザリオさんでしたが、それと同時に強い決心が彼の中に生まれていました。
それは…
「それならば、この子が最期まで楽しく過ごせるようにしてあげたい!」
というもの。
ロザリオさんは子猫をレモンと名付け、自分の子どものように可愛がりました。また、レモンのためにできることは何かと模索し続けていました。
いろいろと考えた結果、思いついたのは『バケットリスト』。
※バケットリスト(バケツリスト)…一生のうちにやりたいことをまとめたリスト
幼くして野良猫となり、目も見えず、長くは生きられない…そんなレモンのために、一生分の思い出をプレゼントしたいと考えたのです。
ロザリオさんが考えた10のバケットリストはこちら。
2人の思い出作りの旅
その日から、早速ロザリオさんとレモンの『バケットリスト』の旅が始まりました!
初めての誕生日パーティー
ハロウィンのかぼちゃを初体験
砂浜の触感はどう?
ポーズの取り方も様になってるね!
初めての木登り
初めての経験に、毎回レモンはとても興奮した様子を見せてくれるのだそう。その姿を見るのが、ロザリオさんにとって、何よりも嬉しいことでした。
そして、1日の終わりに彼の腕の中で眠りにつくレモンを見ていると、幸せな気持ちに包まれるのだそう。
「僕とレモンに残された時間はとても短い。でも、とっても素敵なもの」
レモンのことを誰よりも大切に思っているからこそ言える力強い言葉。ロザリオさんの深い愛を感じます。
レモンもきっと、あの日出会えたのがロザリオさんでよかったと思っているのではないでしょうか。一緒にいるだけでも幸せそうな2人の旅は、これからも続きます♪
[文/grape編集部]