『ガーベラ』、漢字で書くと…? 分かったらすごい『難読漢字3選』
公開: 更新:

※写真はイメージ

読めそうで読めない!? 意外と知らない漢字の読み方【訓読み3選】身近な漢字にも、見慣れない送り仮名がつくと途端に読めなくなってしまうでしょう。読めそうで読めない難読訓読み漢字について、『認める』『便う』『辱い』の3つをピックアップしました。

背広、足袋、股引…実は『外来語』が1つある! 思わず「え、日本語じゃないの?」と驚く名前3選外国語から取り入れられ、日本語として定着した言葉である、外来語。 本記事では、よく使う言葉だけれど、実は外来語だったものを3つを、クイズ形式で紹介します。






『行楽の秋』と言われるように、秋は紅葉などの自然を楽しむのに適している季節です。
本記事では、そんな秋に見頃を迎える植物の中から『難読漢字クイズ』を3つ出題!
美しい植物の写真を楽しみながら、挑戦してみてください!
秋に関する植物の難読漢字3選
まずは、比較的簡単な問題から。
9月下旬から10月にかけて見頃を迎える植物です。
秋桜
ズバリ『秋』に『桜』と書く、こちらの熟語。
分からない人も、秋に桜のようなピンク色の花を咲かせる植物を考えれば、正解にたどり着けるはずです…。
答えは画面を下にスクロールして、ご確認ください!
※写真はイメージ
正解は『コスモス』でした!
コスモスは外来種で、原産地はメキシコです。『秋桜』も本来は『あきざくら』と読みます。
では、なぜ『コスモス』と読むようになったかというと、諸説ありますが、歌手の山口百恵さんが歌った『秋桜』という曲がヒットしたことがきっかけだと言います!
同楽曲を作詞作曲した、歌手のさだまさしさんが曲のタイトルと歌詞の中で『秋桜』を『コスモス』と読ませたことで全国的に広まったとのこと。
コスモスに『秋桜』という文字を当てた、さださんのセンスと、当時の山口さんの影響力に驚かされるエピソードですね。
薄
少し難易度を上げた、次の問題は『薄』です。
形容詞の『薄い』に使われるイメージが強い漢字ですが、1文字で植物の名前を表しますよ。
正解は…。
※写真はイメージ
『ススキ』でした!
植物学的には『芒』と書かれるのが、正式な漢字表記である『ススキ』。
ただし、風に揺れる繊細な姿から『薄』という漢字を当てられることもあるようです。
黄金色で細長いススキの葉のイメージに、『薄』という漢字は確かにぴったりな気がしますね。
花車
最後に出題する、こちらの問題が解ければ『漢字博士』と名乗ってもいいかもしれません…!
『花車』は春と秋に見頃を迎える植物で、家で育てる園芸植物としても人気です。
別名『アフリカタンポポ』とも呼ばれる『花車』とは…。
※写真はイメージ
『ガーベラ』のことでした!
諸説ありますが、花の形が『車輪』のように見えることから、こちらの漢字が当てられたそうです。
『ガーベラ』はアフリカが原産と言われており、見た目がタンポポに似ていることから『アフリカタンポポ』とも呼ばれます。
ちなみに、正式な名称は『Gerbera Hybrids(ガーベラ・ハイブリッド)』で、第一発見者であるドイツの植物学者兼医師の『Traugott Gerber(トラウゴット・ゲルベル)』さんの名前から取られたそうですよ。
植物の漢字を調べると、意外な歴史も知れて面白い!
紹介した3つの植物は、秋によく見かけていても、漢字を知る機会はなかったかもしれません。
漢字を知ることで、意外なエピソードが分かるのも面白いですよね。
雑学として身近な人に出題してみてはいかがでしょうか!
[文・構成/grape編集部]