秋冬のふくらスズメが庭木にいっぱい! 愛鳥家が撮影した1枚がまるで『スズメのなる木』
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小さくて、ふっくらとしたフォルムがかわいらしい、スズメ。街で見かけると、その可憐さに癒されますよね。
2025年11月24日、野鳥を撮影するのが趣味だと言う、閑爺倶楽部(@HimaGclub1998)さんは、自宅の庭にスズメたちが集まっているのを発見。
「マメツゲからエノキのように生えていらっしゃる」というコメントと一緒に、スズメたちの写真をXで公開すると、多くの人から『いいね』が寄せられました。
庭木であるマメツゲに集まる、スズメの姿をとらえた写真がこちらです!
たくさんのスズメたちが各々自由に休憩しているように見える光景。
冬毛でふっくらしたスズメの姿が、なんとも愛らしくて、頬がゆるむでしょう!
閑爺倶楽部さんは、思わず「かわいいの塊」とコメント。多くの人がその言葉に共感したとともに、集まるスズメたちに癒されたようです。
・ふくらスズメのなる木でしょうか。かわいすぎます。
・木と一体化していて、かわいいな。お花のようですね。
・こんなにたくさんのスズメが見られるなんてうらやましい。
鳥好きの家に訪れるスズメたちに癒される
閑爺倶楽部さんは、自宅では4羽のセキセイインコと暮らしながら、野鳥撮影を続ける愛鳥家。
筆者は、閑爺倶楽部さんに取材をし、写真のスズメたちについて詳しい話をうかがいました。
閑爺倶楽部さん宅の庭には、よくスズメたちが訪れるのだとか。閑爺倶楽部さんの妻が、インコのエサの残りを庭に撒いていたところ、寄りつくようになったそうです。
庭に来るスズメたちの様子が、楽しげでかわいらしいので、「夫婦間で何か面白い話のネタになるのでは?」と思い、撮影を始めました。
スズメは、春から夏にかけては巣を作り、子育てをしますので、近所の河原や田んぼなどで採餌するようですが、稲刈りを終えた秋冬はエサも少なくなり、庭の近くの柿の実を食べるなどしているうちに、インコの残飯が撒かれた我が家に気づいたようです。
マメツゲの植え込みに集まるのは、この時期の夕方だけですね。集合場所と避難場所を兼ねているようです。
スズメたちは、閑爺倶楽部さん宅にあるマメツゲの植え込みを、集合場所兼、避難場所としているとか。
写真を見ていても、穏やかに過ごしているのが伝わってきますね。
なお、スズメたちは一時的に、閑爺倶楽部さん宅に訪れているだけで、エサ目当てで居ついているわけではないとのこと。閑爺倶楽部さんは、このように補足を入れていました。
野鳥の餌づけがたびたび問題になりますが、我が家の庭以外にインコの残飯を撒くようなことはしません。
またスズメたちは食欲旺盛なので、我が家で撒くぶん程度では到底満足しませんし、エサ目当てで居つくこともないです。普段は近所の田畑や草むら、雑木林などでエサ探しをしています。
ちなみに閑爺倶楽部さんは、スズメ以外の野鳥も撮影しています。主に自宅近辺の野鳥を撮影しているそうです。
撮影するのは、主に近辺のスズメやハト、雑木林にいるメジロやヒヨドリ、シジュウカラやエナガ、セキレイやイソヒヨドリなど身近な鳥たちです。
ほかにも、私の居住地は滋賀県で、目の前に琵琶湖がありますので河岸にいるサギ類やカワウ、カモなどの水鳥たちを撮ることもあります。
ちょうど今の時期、冬季は渡り鳥のジョウビタキ、カモ類も来て賑わいますし、少し足を延ばして『山本山のおばあちゃん』で有名なオオワシやコハクチョウ、ヒシクイやガンなど大型の水鳥などが飛来する、長浜市の湖北野鳥センターまで観察に行くこともあります。
インコを飼うようになってから、話題作りのために野鳥の観察を始めた、閑爺倶楽部さん。
最初は、時間潰しとして鳥の写真を発信していましたが、次第にハマっていったと言います。
身近な野鳥も、じっくりと観察していると『まだ見ぬ姿』を見られる瞬間が多々あるのでしょう。
閑爺倶楽部さんが撮影する写真を見ていると、野鳥に魅了される理由が、少し分かるような気がしてきますね!
※本記事は投稿者様の許諾を得た上で掲載しております。
[文・構成・取材/grape編集部]