追いかけてきた『謎の鳥』の正体は…? あまりのかわいさに10万『いいね』
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このラバーストラップ、実は? 「思い出を形にする素敵な活動」「唯一無二だ…」2025年1月9日、山崎智音(@chion777)さんがXに公開したラバーストラップにまつわる投稿に、多くの反響が上がっています。ラバーストラップは、カバンやリュックサックなどに付けて楽しめる、汎用性の高いアイテムですよね。その『素材』に、注目が集まっているのです。

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壮大な海に暮らす、動物たち。
動物園や水族館などの施設ではなく、自然界で生きる、野生の海洋動物たちと接する機会は、あまり多くないかもしれません。
追いかけてきたのは…?
ニュージーランドに住み、さまざまな生き物の写真をXに投稿している、ニュージーランドの生き物屋(@Invertebratist)さん。
ある日、船に乗っていると、ある『生き物』が追いかけてきたそうで…。
「こいつが追いかけてきた。かわいすぎる」というコメントとともに写真を投稿したところ、Xで10万件以上の『いいね』が付くほどの、反響を呼びました。
写真がこちら!
迫り来る、謎の鳥。
翼を広げ、足をばたつかせながら、必死に追いかけてくる様子が伝わってきます。
つぶらな瞳と特徴的な鼻…この鳥は、あまり見たことのない人が、ほとんどなのではないでしょうか。
不思議な鳥の出現に、Xでは「かわいい!」という声とともに「これはなんの鳥!?」という質問が続出しました。
『謎の鳥』の正体は…
投稿者さんによると、この鳥は『キタオオフルマカモメ』という海鳥だそうです。
とてもかわいらしいですが、実は現在、同種を含む海鳥たちは、漁の網にかかるなどの、さまざまな理由で、個体数がかなり減ってしまっているのだとか。
漁師は魚の多い場所を狙って漁をするため、海鳥は『人の近くに行けば魚にありつける』と学び、船を見つけると近寄ってきてしまうことがあるのです。
増えすぎた魚の間引きをするなど、海の生態系のバランス維持において重要な役割を担っている、海鳥。
そのため、ニュージーランドでは、政府機関が積極的に、保護活動に取り組んでいるとのことです。
『かわいい』の背景にあった、海鳥が直面している危機に、読んだ人からは多数のコメントが寄せられました。
・ただ「かわいい~」と思っていたけれど、複雑な環境問題に結びついていた…。
・昔は「別に何が絶滅してもいい」なんて思っていましたが、みんなバランスをとって共生しているんですね。
・自分に関係ないように思えることも、実は身近な問題なのかも。
・今すぐ何かをするのは難しくても、知っておくことは大切だと思う!
海鳥の数が減少、または絶滅してしまうと、生態系が崩れて、人間の生活に影響することも。
海鳥の問題は、決して、遠い海の向こうの話ではありません。
愛らしい『キタオオフルマカモメ』をきっかけに、海鳥を守る保護活動にも、目を向けていきたいですね。
[文・構成/grape編集部]