追いかけてきた『謎の鳥』の正体は…? あまりのかわいさに10万『いいね』
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お湯の温度は… 消防局の注意喚起に「知らなかった」「本当に怖い」兵庫県尼崎市にある、尼崎市消防局のInstagramアカウントは同月1日、『ヒートショック予防法5選』と題して、動画を公開しました。
もしヒートショックが起こったら? 政府が教える5つの手順とは寒さが厳しくなってきた、2024年12月現在。冷めた身体を温めるために、シャワーの時間が長くなったり、湯船に浸かる機会が増えたりするという人は多いでしょう。1日の疲れを取ることができる入浴ですが、事故につながる可能性があるのはご存じでしょうか。
壮大な海に暮らす、動物たち。
動物園や水族館などの施設ではなく、自然界で生きる、野生の海洋動物たちと接する機会は、あまり多くないかもしれません。
追いかけてきたのは…?
ニュージーランドに住み、さまざまな生き物の写真をXに投稿している、ニュージーランドの生き物屋(@Invertebratist)さん。
ある日、船に乗っていると、ある『生き物』が追いかけてきたそうで…。
「こいつが追いかけてきた。かわいすぎる」というコメントとともに写真を投稿したところ、Xで10万件以上の『いいね』が付くほどの、反響を呼びました。
写真がこちら!
迫り来る、謎の鳥。
翼を広げ、足をばたつかせながら、必死に追いかけてくる様子が伝わってきます。
つぶらな瞳と特徴的な鼻…この鳥は、あまり見たことのない人が、ほとんどなのではないでしょうか。
不思議な鳥の出現に、Xでは「かわいい!」という声とともに「これはなんの鳥!?」という質問が続出しました。
『謎の鳥』の正体は…
投稿者さんによると、この鳥は『キタオオフルマカモメ』という海鳥だそうです。
とてもかわいらしいですが、実は現在、同種を含む海鳥たちは、漁の網にかかるなどの、さまざまな理由で、個体数がかなり減ってしまっているのだとか。
漁師は魚の多い場所を狙って漁をするため、海鳥は『人の近くに行けば魚にありつける』と学び、船を見つけると近寄ってきてしまうことがあるのです。
増えすぎた魚の間引きをするなど、海の生態系のバランス維持において重要な役割を担っている、海鳥。
そのため、ニュージーランドでは、政府機関が積極的に、保護活動に取り組んでいるとのことです。
『かわいい』の背景にあった、海鳥が直面している危機に、読んだ人からは多数のコメントが寄せられました。
・ただ「かわいい~」と思っていたけれど、複雑な環境問題に結びついていた…。
・昔は「別に何が絶滅してもいい」なんて思っていましたが、みんなバランスをとって共生しているんですね。
・自分に関係ないように思えることも、実は身近な問題なのかも。
・今すぐ何かをするのは難しくても、知っておくことは大切だと思う!
海鳥の数が減少、または絶滅してしまうと、生態系が崩れて、人間の生活に影響することも。
海鳥の問題は、決して、遠い海の向こうの話ではありません。
愛らしい『キタオオフルマカモメ』をきっかけに、海鳥を守る保護活動にも、目を向けていきたいですね。
[文・構成/grape編集部]