冬仕様になった『モズ』 意外なギャップを感じる姿が…「キュン!」
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全国的に、本格的な冬の気配を感じる季節となってきた2025年12月3日現在。
外出の際には、ダウンなどのアウターが欠かせないでしょう。冬に『防寒着』が必要なのは、人間だけでなく、野鳥も同じようです。
野鳥愛好家の、えむビタキ(@emuBitaki321)さんは、関東の公園を散策中、スズメ目モズ科に属する『モズ』の姿に、目が釘づけになったと言います。
えむビタキさんが撮影した、『冬仕様』のモズの姿が…。
体が真ん丸でモフモフ!
冬が近づくと、モズは気温の低下に備えて密度の高い冬毛に生え替わり、空気をため込んで体温を逃がさないようにします。
空気の層がダウンのような役割を果たすため、見た目がふくらんでモフモフになるのです。
モフモフの体だけでなく、丸い瞳や小さなくちばしも愛らしく、目を奪われますよね。
冬の風物詩として親しまれる『モフモズ』の姿には、Xで「たまらなくかわいい…!」「フォルムがスズメにも似ている」といった声が上がりました。
野鳥愛好家をとりこにする『モフモズ』 見た目に反したワイルドな生態
筆者は、野鳥を撮影して7年になると言う、えむビタキさんを取材。
撮影したメスの『モフモズ』の様子を聞くと、愛らしい姿からは想像できない、意外な答えが返ってきました。
大好きなメスの『ジョウビタキ』を探してウロウロしていたところ、たまたま『彼女』と出くわしました。
どうやら、このモズは木の下にいる虫を狙っていたようです。
羽をぐるぐると回しながら獲物を見定めていて、しばらくすると静かに飛び立ちました。
実は、モズは昆虫や小動物を食べる肉食の野鳥なのです。
食料が不足する冬を前に、捕まえた獲物を木の枝などに突き刺しておく『モズのはやにえ』と呼ばれる習性も持っています。
愛らしい見た目からは想像できない、たくましい生態は『小さなハンター』と呼ぶにふさわしいでしょう。
かわいらしさとワイルドさのギャップに、胸がキュンとしてしまいますね…!
※本記事は投稿者様の許諾を得た上で掲載しております。
[文・構成・取材/grape編集部]