耳の聞こえない両親に会って… 妻がとった行動が?「泣いた」「これは惚れる」
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耳が不自由な人と話す時、「どうやって思いを伝えればいいだろう」と悩んだ経験はありませんか。
コミュニケーションの正解が分からず、ぎこちない空気になった人もいるかもしれません。
耳が聞こえない両親がいる、ババレオ(babareo.personal)さん。過去につき合ってきた女性は、両親と何を話せばいいか分からず、戸惑っていたと言います。
しかし、現在の妻だけは、接し方がまったく違ったようで…。
初対面の時から、口の動かし方やジェスチャーなどを工夫して、両親に分かりやすいコミュニケーションを図っていたと言います。
さらに、簡単な手話まで覚えてきてくれたのだとか。優しい妻の気遣いに触れて、両親がすぐに心を開いたのも納得でしょう。
ほんの少しの工夫や思いやりが、大きな力になることを実感させられるエピソードですよね…。
妻の行動を描いた漫画には、Instagramで9万件を超える『いいね』が寄せられ、多くの人が胸を打たれました。
・なんて温かい話。感動して泣いたわ…。
・本当に素敵な人柄の奥様ですね。2人が出会うのは運命だった気がする。
・これは惚れる。誰とでも分けへだてなく接することって、なかなか難しいんですよね…。
耳の不自由な両親に接する妻 描いた漫画家を取材
Instagramでの反響を受けて、grapeはババレオさんを取材。
作品に込めた思いや、妻への気持ちなどをうかがいました。
――妻と両親のエピソードを漫画にしたきっかけを教えてください。
『妻を好きな理由を100個描く』という漫画の連載を始めたことです。
――当時、耳が聞こえない両親に対する妻の行動を見て、どんなことを感じましたか。
「結婚するならこの子だ」と思いました。
ポジティブで明るく、人への愛にあふれたところが好きです。
ババレオさんは過去に、両親の耳が聞こえないという理由で、交際相手の家族に拒絶された経験があると言います。
だからこそ、妻の寄り添う姿勢がより深く心に響いたのでしょう。
読者へ伝えたい思い 「パートナーを大切に」
――この漫画を通じて読者に伝えたいことはなんでしょうか。
SNSでは、パートナーを否定する投稿が注目されることもあります。
そうした投稿に違和感を覚える人たちに向けて、連載を始めました。
この漫画を見て、「パートナーを大切にしよう」と思ってもらえたら嬉しいです。
両親に寄り添おうとした妻と、その思いへの感謝を漫画という形で表現したババレオさん。
2人の姿からは、気持ちは言葉だけでなく、行動や姿勢で届くのだと感じられますね…!
※本記事は投稿者様の許諾を得た上で掲載しております。
[文・構成・取材/grape編集部]