「40年間秘密にしてきたことがあるの」妻の告白に、おじいさんは感涙した
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アメリカのニュージャージー州に住む夫婦の、心温まるエピソードを紹介します。
ビル・ブレズナンさんとクリステン・ブレズナンさんは、74歳の老夫婦。結婚40周年を迎えた2人は、今まで1度もケンカをしたことがありません。
長年2人の仲が良い理由は、『とある習慣』にありました。
それは今からおよそ40年前、1975年のこと。恋人同士だったビルさんとクリステンさんは、愛の言葉を伝えることに対してちょっとした恥ずかしさを感じていました。
そんなビルさんが思い付いた、『愛の言葉を伝える方法』は手紙。彼は鞄の中に入っていたメモとペンを取り出すと、クリステンさんへの手紙を書きました。
君と出会えたことは、僕の人生で一番の幸せだ。僕のクリステン、愛しているよ!
それから、クリステンさんにラブレターを書くことが習慣になったビルさん。仕事の関係で外泊する日も、愛する妻にラブレターを郵送しました。
彼はなんと40年もの間、1日も欠かさず手紙を送り続けたのです!
彼は、手紙の最後に必ず『愛しているよ。∞(永遠に)』と綴ります。何年経っても尽きることのない妻への愛を、書き記し続けました。
時は流れ2015年…結婚40周年記念日を迎えた日に、クリステンさんはビルさんにこう言いました。
「あなたに、40年間秘密にしてきたことがあるの。
屋根裏にあるダンボールを、降ろしてくれないかしら」
クリステンさんの突然の告白を聞き、屋根裏へ向かったビルさん。階段を上ると、そこには25個のダンボール箱が積み上げられていました。
言われた通りそれらを運ぼうとすると、ダンボールに書かれた字を見て彼は気付いたのです。妻が40年間隠してきた『秘密』の正体に…。
ダンボールに書かれていたのは、『愛のカード』という字と日付。
そう…クリステンさんは、ビルさんからもらったラブレターを40年間大切に保存していたのです。
1万枚以上のラブレターは、すべて年代別・月別に細かく分けられていました。
40年間送り続けていた手紙が大切にされていたことを知り、ビルさんはあまりの嬉しさに涙が止まらなかったと話します。
ビルさんが数年前にがん宣告を受けた時、「あなた1人が、がんになったんじゃないわ。一心同体の私たちが、がんになったの」と励ましたクリステンさん。その数年後、クリステンさんががん宣告を受けた時は、ビルさんが同じ言葉を返したこともありました。
過去のラブレターには、そういった愛のエピソードが数多く綴られています。
「これらの手紙は、僕たちの愛の日記です。
昔の手紙を読むと、過去の思い出が鮮明によみがえってきます」
2人の歩んできた愛の軌跡を振り返り、そうコメントするビルさん。
彼はこれからも、愛する妻に手紙を書き続けます。屋根裏部屋には、きっとたくさんの思い出が増えていくことでしょう。