がんと闘った1組の夫婦を撮り続けた 『写真家』の正体に、涙が止まらない
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値引きシールが貼られた海鮮丼、よく見ると? 「これは欲しい」北海道在住の咲来(@sakkurusan)さんは、千歳市にある道の駅『サーモンパーク千歳』で撮影した写真をXに投稿。北海道らしい光景に、うらやむ声が相次ぎました!

志望校に落ちた中学生 親が買ってきたケーキに「笑った」「逆に吹っ切れる」ナタク(@nataku18)さんは10年前、高校受験で第一志望校に受からず、挫折を味わいました。 目標に向けて努力してきたからこそ、結果が伴わなかった時のショックは大きかったでしょう。
グアム在住のフォトグラファーであるナンシー・ボロウィックさん。
ある日、両親が『ステージ4のがん』であることを宣告されたといいます。ナンシーさんが受けたショックは、想像を絶するものだったことでしょう。
彼女はどうやってその事実と向き合ったのでしょうか。
1人の娘として、1人のフォトグラファーとして
両親の手助けをするために、よく病院を訪れていたナンシーさん。受け入れがたい現実から距離を置くことが必要だったといいます。
死に直面した両親に「自分がしてあげられることは何か」と考えたナンシーさんは、闘病生活を送る2人の姿を写真に残すことにしたのです。
いつだって愛と強さを持って日々を過ごしていた夫婦。
これらの写真を通して、ナンシーさんは病気と闘っている人たちや、身近な人を病気で失った人たちに『希望』を与えたいと考えています。
最期まで二人三脚で生き抜いた夫婦と、『フォトグラファー』として2人を見つめ続けた娘の姿に、多くの人が涙を流しました。
父親と母親がそれぞれ生涯を終えるまで、ナンシーさんはファインダーごしに両親を見つめ続けることをやめませんでした。
両親の写真は『The Family Imprint』という1冊の本にまとめられたそうです。
刺しゅうでできた表紙は、ナンシーさんの父親が作ったものなのだそう。ナンシーさんは「父にはクリエイティブな一面があった」と語ります。
両親に深い愛情と尊敬を抱いていたナンシーさん。彼女が魂をこめた「一生に一度」とも呼べる大仕事は、多くの人の心に刻まれたことでしょう。
[文・構成/grape編集部]