タクシーから降りる時に、カードを渡されて… 書かれていた内容に「なんだこれ」「知らなかった」
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「タクシーから降りる時に運転手さんから渡されたんだが、何このカード?」
このようなコメントとともに、Xに写真を投稿したのは、マルチタレントとして活動する、阿波(あわ)みなみ(@miiitan_n)さんです。
阿波さんがタクシーから降車する際、運転手からレシートと一緒にカードを渡されたと言います。
本来、タクシーに乗車してカードがもらえることはないので、不思議に思うのも仕方がないでしょう。
阿波さんが実際にもらったカードというのが、こちらです。
カードには、「CONGRATULATIONS(おめでとうございます)」という文字と、大きく『6000分の7』という数字が書かれていました。
高級感あふれるデザインからも、何かレアなカードであることは伝わってきますね。
ちなみに、grapeが取材したところ、阿波さんは「レシートと一緒に渡されたので一瞬連絡先を渡されたと思いました(笑)」とのこと。
興味深い出来事には、12万件以上の『いいね』とともに「『幸運のタクシー』ですよ!」「めっちゃ貴重なやつじゃないですか!」などの声が寄せられていました。
『幸運のタクシー』って何? 日本交通株式会社を取材
多くのユーザーがコメントで指摘しており、カードの下部にも書かれている『幸運のタクシー』。
阿波さんがゲットしたこのカードは、どうやら『幸運のタクシー』に乗ったことでもらえたもののようです。
一体、どれくらい珍しいもので、どのような意味が込められているのでしょうか。
grapeでは、『幸運のタクシー』を走らせている、日本交通株式会社(以下、日本交通)を取材。
広報室に所属する仲尾さんが答えてくれました。
――『幸運のタクシー』とは、どのような取り組みなのでしょうか。
2012年8月、『東京観光タクシードライバー認定制度』がスタートしたのをきっかけに、運行を開始しました。
人と人が出会うことを演出するタクシーとして、「偶然出会うことの喜びを感じていただきたい」という思いで走らせています。
乗車した記念の証拠として『記念乗車証』をお配りしています。
『東京観光タクシードライバー認定制度』とは、一般社団法人 東京ハイヤー・タクシー協会などが、タクシー運転手の中でも『観光案内ができるサービス力の高いドライバー』を育成・認定するための制度のことです。
タクシーをただの移動サービスではなく、「出会いの幸せを創造し、豊かな日常を演出するものにしたい」と考えた、日本交通。
その『偶然の出会い』の喜びを分かりやすく体感し、具現化するものとして『幸運のタクシー』が誕生したと言います。
『幸運のタクシー』。桜色の行灯が目印(提供:日本交通株式会社)
――実際、『幸運のタクシー』に出会うのはどれくらい難しいものなのでしょうか。
街で偶然出会える確率は、宝くじに当たる確率や、ゴルフのホールインワンの確率とほぼ一緒とされています。
2025年3月時点、東京23区と武蔵野市、三鷹市を合わせた『特別区・武三交通圏』のタクシー数が約39,390台で、『幸運のタクシー』はそのうちの7台。0.018%です。
乗車できれば『強運の持ち主』と言えるほど、出会うことが難しい『幸運のタクシー』。
Xで『#幸運のタクシー』と検索すると、多くの人が喜びの声を上げていました。
ちなみに、カードに書かれている『6000』という数字は、『特別区・武三交通圏』で走っている日本交通のタクシーのおおよその台数だそうです。
『幸運のタクシー』は都内で7台しか走っていない貴重なタクシーだった
仲尾さんに取材した結果、今回阿波さんが渡されたカードは、『幸運のタクシー』に乗車した証拠として配っている『記念乗車証』ということが分かりました。
連絡先かと思ったカードは、ゴルフのホールインワン級にレアなものだったようです。
『特別区・武三交通圏』でタクシーを拾う際には、行灯に注目してみてください。
いつか、『幸運のタクシー』に出会える日が来るかもしれませんよ…!
※本記事は投稿者様の許諾を得た上で掲載しております。
[文・構成・取材/grape編集部]