笛を吹くとやってくる!? タクシー会社が考えた新しいタクシーの呼び出し方が話題に By - 土屋 夏彦 公開:2018-10-17 更新:2018-10-17 タクシー土屋夏彦 Share Post LINE はてな コメント ニッポン放送で「タモリのオールナイトニッポン」などのディレクターなどを務め、現在はBayFMでITコメンテーターとしても出演中の土屋夏彦が、最近のIT・科学・経済のニュースを独自の目線で切り取ります。 もう手をあげる必要なし!笛を吹くだけでタクシー参上!? 普通タクシーは、電話をしたり道路で手を上げて停車してもらいます。 しかし最近では、NHK朝の連続テレビ小説『半分、青い。』でも有名になったマグマ大使を呼ぶ『魔法の笛』のように、ピューと吹いてタクシーを呼ぶことができる夢のサービスが話題になっています。 横浜を中心に神奈川・東京・埼玉エリアでタクシーサービスを実施する三和交通は、そんないままでに無いタクシーの呼び方を実現するために、現在クラウドファンディングサイトの『Makuake(マクアケ)』にて、子どもやお年寄にも簡単に使える『タクシーホイッスル(TAXI WHISTLE)』プロジェクトを展開中です。 『Makuake』のウェブサイトによると、タクシーを呼びたい時に『タクシーホイッスル』をピューと吹く(またはホイッスルに付いているボタンを長押しする)と、タクシードライバーに自分の位置情報が伝わり、自分の居るところにタクシーを呼び出すことができるのだそうです。 いままでのようにタクシーを呼ぶのに電話をかけて場所を説明したり、スマホを取り出してアプリを起動したりという必要がないので、女性が夜道で不安を感じた時でも、荷物を抱えたお年寄りや子どもでも、簡単にタクシーを呼べるようになります。 しくみは簡単です。『タクシーホイッスル』を吹くと、Bluetoothでペアリング接続させた手持ちのスマートフォン経由で、ユーザーの位置情報をサーバーに送信。 その情報をもとに、三和交通にある配車システムが駆けつけられるタクシーを自動で選び、配車するようになっているそうです。スマートフォンはiPhone、Androidの双方に対応する予定です。 『タクシーホイッスル』が使えるエリアは、現時点では三和交通グループの営業エリアとなっていて、横浜エリアでは港北区や都筑区など8地区、東京エリアは都下を中心に八王子市・府中市・国分寺市など10地区、埼玉エリアでは和光市、朝霞市など9地区を予定しています。 『Makuake』のウェブサイトにあるQ&Aには、このような記述があります。 A:笛を吹くとおおよそ笛音量で85dbの音が鳴ります(無音にはできません)。笛吹き1.5秒以上、またはボタン押下3秒以上で信号が発信されるようになっています。 Q:タクシーホイッスルを吹いてから、どのくらいの時間でタクシーは到着しますか? A:最大で15分で到着するお車を探しています。アプリ上では到着時間が表示されています。到着時間につきましては15分を超過する場合もございますのでご了承ください。 Makuake ーより引用 これは待っている人にもタクシー会社にとってもよい手段ではないでしょうか。 なかなかタクシーが来ない時には笛を吹くだけでよく、タクシー側にとっては「タクシーを待っている人がそこにいる」ということがはっきりわかるわけですからね。 すでにクラウドファンディングサイトの『Makuake』では、目標の50万円を達成しているため、2019年1月に一般販売が開始される見込みです。 来年はもしかすると道で『ピュー』っと吹いている人を見かけることが、あるかもしれませんね。 [文・構成 土屋夏彦] 土屋夏彦 上智大学理工学部電気電子工学科卒業。 1980年ニッポン放送入社。「三宅裕司のヤングパラダイス」「タモリのオールナイトニッポン」などのディレクターを務める傍ら、「十回クイズ」「恐怖のやっちゃん」「究極の選択」などベストセラーも生み出す。2002年ソニーコミュニケーションネットワーク(現ソニーネットワークコミュニケーションズ株式会社)に転職。コンテンツ担当ジェネラルプロデューサーとして衛星放送 「ソネットチャンネル749」(現アジアドラマチックTV★So-net)で韓国ドラマブームを仕掛け、オンライン育成キャラ「Livly Island」では日本初の女性向けオンラインで100万人突破、2010年以降はエグゼクティブプロデューサー・リサーチャーとして新規事業調査を中心に活動。2015年早期退職を機にフリーランス。記事を寄稿する傍ら、BayFMでITコメンテーターとしても出演中、ラジオに22年、ネットに10年以上、ソーシャルメディア作りに携わるメディアクリエイター。 出典 Makuake 笛を吹けばタクシー参上!子供やお年寄にも簡単に使える「タクシーホイッスル」/【新サービス】笛を吹けばタクシー参上!子供やお年寄にも簡単に使える「タクシーホイッスル」【PVonly】 Share Post LINE はてな コメント
ニッポン放送で「タモリのオールナイトニッポン」などのディレクターなどを務め、現在はBayFMでITコメンテーターとしても出演中の土屋夏彦が、最近のIT・科学・経済のニュースを独自の目線で切り取ります。
もう手をあげる必要なし!笛を吹くだけでタクシー参上!?
普通タクシーは、電話をしたり道路で手を上げて停車してもらいます。
しかし最近では、NHK朝の連続テレビ小説『半分、青い。』でも有名になったマグマ大使を呼ぶ『魔法の笛』のように、ピューと吹いてタクシーを呼ぶことができる夢のサービスが話題になっています。
横浜を中心に神奈川・東京・埼玉エリアでタクシーサービスを実施する三和交通は、そんないままでに無いタクシーの呼び方を実現するために、現在クラウドファンディングサイトの『Makuake(マクアケ)』にて、子どもやお年寄にも簡単に使える『タクシーホイッスル(TAXI WHISTLE)』プロジェクトを展開中です。
『Makuake』のウェブサイトによると、タクシーを呼びたい時に『タクシーホイッスル』をピューと吹く(またはホイッスルに付いているボタンを長押しする)と、タクシードライバーに自分の位置情報が伝わり、自分の居るところにタクシーを呼び出すことができるのだそうです。
いままでのようにタクシーを呼ぶのに電話をかけて場所を説明したり、スマホを取り出してアプリを起動したりという必要がないので、女性が夜道で不安を感じた時でも、荷物を抱えたお年寄りや子どもでも、簡単にタクシーを呼べるようになります。
しくみは簡単です。『タクシーホイッスル』を吹くと、Bluetoothでペアリング接続させた手持ちのスマートフォン経由で、ユーザーの位置情報をサーバーに送信。
その情報をもとに、三和交通にある配車システムが駆けつけられるタクシーを自動で選び、配車するようになっているそうです。スマートフォンはiPhone、Androidの双方に対応する予定です。
『タクシーホイッスル』が使えるエリアは、現時点では三和交通グループの営業エリアとなっていて、横浜エリアでは港北区や都筑区など8地区、東京エリアは都下を中心に八王子市・府中市・国分寺市など10地区、埼玉エリアでは和光市、朝霞市など9地区を予定しています。
『Makuake』のウェブサイトにあるQ&Aには、このような記述があります。
これは待っている人にもタクシー会社にとってもよい手段ではないでしょうか。
なかなかタクシーが来ない時には笛を吹くだけでよく、タクシー側にとっては「タクシーを待っている人がそこにいる」ということがはっきりわかるわけですからね。
すでにクラウドファンディングサイトの『Makuake』では、目標の50万円を達成しているため、2019年1月に一般販売が開始される見込みです。
来年はもしかすると道で『ピュー』っと吹いている人を見かけることが、あるかもしれませんね。
[文・構成 土屋夏彦]
土屋夏彦
上智大学理工学部電気電子工学科卒業。 1980年ニッポン放送入社。「三宅裕司のヤングパラダイス」「タモリのオールナイトニッポン」などのディレクターを務める傍ら、「十回クイズ」「恐怖のやっちゃん」「究極の選択」などベストセラーも生み出す。2002年ソニーコミュニケーションネットワーク(現ソニーネットワークコミュニケーションズ株式会社)に転職。コンテンツ担当ジェネラルプロデューサーとして衛星放送 「ソネットチャンネル749」(現アジアドラマチックTV★So-net)で韓国ドラマブームを仕掛け、オンライン育成キャラ「Livly Island」では日本初の女性向けオンラインで100万人突破、2010年以降はエグゼクティブプロデューサー・リサーチャーとして新規事業調査を中心に活動。2015年早期退職を機にフリーランス。記事を寄稿する傍ら、BayFMでITコメンテーターとしても出演中、ラジオに22年、ネットに10年以上、ソーシャルメディア作りに携わるメディアクリエイター。