バンコクで財布を落とした女性 すると、知らない番号から電話が…おそるおそる出ると
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夫の転勤で、子どもたちと一緒にタイで暮らしているMegumi Haritani(megmeg_harry)さん。慣れてきたものの、時には日本とタイの違いを感じることがあります。
そんな中、Megumiさんはタイの首都・バンコクで思いがけない親切をある人から受けました。
お気に入りの財布を落としたら
ある日、財布をなくしたことに気が付いたMegumiさん。財布をなくしたのは、34年間生きてきて初めてのことでした。
しかし、何よりもショックだったのは、革でできた愛用の財布を落としたこと。
どのような財布だったのかというと…。
このように全体が緑色で、質感が特徴的な財布でした。
Megumiさんは夫に財布をなくしたことを伝えたのですが、「海外だから落としたらあきらめろ」といわれてしまいます。
比較的安全ではあるものの、日本と比べると治安がいいとはいえないタイ。お金だけでなく、財布が戻ってくる可能性は低いでしょう。
しかし、頭では「もう返って来ない」と分かっていても、簡単にあきらめ切れるものではありません。
突然の電話
次の日になっても、Megumiさんは財布をなくしたショックから立ち直れずにいました。
そんなMegumiさんの元に、知らない番号の電話がかかってきます。
出てみると、なぜか病院からの電話でした。
話をよく聞くと…。
「○○さんて名前のタクシー運転手から連絡があったが、あなたの財布を拾ったそうだ」
なんと、Megumiさんの財布を拾ったタクシー運転手が、返そうと思って病院のスタッフに連絡を頼んでいたのです!
財布に入っていたのは、病院の診察券と現金のみ。そのため、タクシー運転手は病院に行ってMegumiさんに連絡を入れてもらったようです。
連絡を受けたMegumiさんは、病院に財布が届けられていると思って、すぐに取りに行こうとしました。
しかし、病院のスタッフによれば、財布はタクシー運転手が持っていて、「直接渡したいから連絡を待っている」とのこと。
日本とは常識が異なるタイ。病院スタッフが財布を盗んでしまったり、金銭で買収されてしまうこともある警察官を信用することができなかったのかもしれません。
タクシー運転手に連絡をすると?
電話番号を教えてもらったMegumiさんは、まだ不慣れなタイ語の単語を調べて連絡をしました。すると、タクシー運転手が出て「仕事が17時に終わるから持って行くよ」といいます。
それは、住んでいるアパートまで持ってきてくれるということでしょうか。Megumiさんが確認をすると、タクシーで家まで届けてくれるとのことでした!
※写真はイメージ
しかも、到着前に連絡も入れる気配りまで…どこまでいい人なのでしょうか。
アパートの前で待っていたMegumiさんは、本当にタクシーが現れた時に感動してしまったそうです。
足代を含めたお礼を渡そうとしたところ「いらない」といわれたのですが、Megumiさんは感謝を伝えるためにねばり、最後には受け取ってもらいました。
この出来事を振り返って、Megumiさんは次のように語っています。
「どこの国にも、親切な人はいるものだ」と感じられるエピソード。
自分の仕事を生かして人助けをしたタクシー運転手に、心が温かくなりますね!
[文・構成/grape編集部]