タクシーに乗ったら「ごめんね、遠くは許して」 その理由を聞いて驚いた By - grape編集部 公開:2019-08-17 更新:2019-08-19 タクシー Share Post LINE はてな コメント ※写真はイメージ 実家に帰省していた漫画家の羽海野チカ(@CHICAUMINO)さん。 締め切りを控えていたため、体力を温存しようと遠い仕事場までタクシーを利用することにしたそうです。 遠い場所を指定されたほうがタクシーとしては運賃が稼げるので、喜ばれることが多いもの。 しかし、高齢の運転手が顔をくもらせたので、羽海野さんは「無理なら近い駅まででいいですよ」と伝えました。 すると、運転手から「ごめんね、暑くて遠くは許して」と謝罪されたといいます。 私の実家は駅から距離があり、タクシーもほぼ通らないので、昨日は締め切り前の体力温存の為、帰りは仕事場までタクシーをとアプリで頼んで、運転手さんに行き先を告げたらお顔が曇ったのでもしやと思いもし無理なら駅まででいいですよ、と言ったら「ごめんね、暑くて遠くは許して」と→— 羽海野チカ🐴🌸😺🌈🌸 (@CHICAUMINO) August 12, 2019 運転手から話を聞くと、どうやら会社の決まりでスーツの上着を脱げないのだとか。 いくら車内で冷房を使っているとはいえ、真夏に上着を着たままでは暑さにまいってしまうこともあるでしょう。それが高齢者であればなおさらです。 そのような状態でも運転手は、羽海野さんが降りる時に「家まで乗せてあげられなくて、ごめんね」と塩飴を2つくれたといいます。 羽海野さんはこの状況を見て、「いまはひと昔前の暑さとは違うから、ルールも変えていただけたら…」と訴えかけたのでした。 →かなりご高齢の運転手さんで、この暑さでまいってらっしゃるようでお水ありますか?ポカリ買ってきましょうか?とたずねたら、塩入りの麦茶作ってきました、とこんなに暑いのに、会社の決まりでスーツの上着を脱いではいけないらしく…なのに降りる時→— 羽海野チカ🐴🌸😺🌈🌸 (@CHICAUMINO) August 12, 2019 →家まで乗せてあげられなくてごめんね、と塩飴を2つ下さいましたこの暑さなので、タクシー会社さんも上着は着なくても良いという風にルールを変えていただけたらと…この暑さは、ひと昔前の暑さとはもう違うので、今までのルールでは苦しいと思うのです— 羽海野チカ🐴🌸😺🌈🌸 (@CHICAUMINO) August 12, 2019 羽海野さんの訴えに、このような声が寄せられていました。 ・クールビズが浸透しているのに、そういう会社もあるんですね。 ・心配ですね。車の中ってすぐに暑くなりますから。 ・命を守るためにもルールは変えていかないと。 ビシッとスーツを着こなしていれば、見た目のイメージはよくなるのかもしれません。とはいえ、会社はまず社員の命を守ることを考えなければいけないでしょう。 時代に合わせて臨機応変にルールを変えていくことの大切さを再認識させられます。 [文・構成/grape編集部] 出典 @CHICAUMINO Share Post LINE はてな コメント
実家に帰省していた漫画家の羽海野チカ(@CHICAUMINO)さん。
締め切りを控えていたため、体力を温存しようと遠い仕事場までタクシーを利用することにしたそうです。
遠い場所を指定されたほうがタクシーとしては運賃が稼げるので、喜ばれることが多いもの。
しかし、高齢の運転手が顔をくもらせたので、羽海野さんは「無理なら近い駅まででいいですよ」と伝えました。
すると、運転手から「ごめんね、暑くて遠くは許して」と謝罪されたといいます。
運転手から話を聞くと、どうやら会社の決まりでスーツの上着を脱げないのだとか。
いくら車内で冷房を使っているとはいえ、真夏に上着を着たままでは暑さにまいってしまうこともあるでしょう。それが高齢者であればなおさらです。
そのような状態でも運転手は、羽海野さんが降りる時に「家まで乗せてあげられなくて、ごめんね」と塩飴を2つくれたといいます。
羽海野さんはこの状況を見て、「いまはひと昔前の暑さとは違うから、ルールも変えていただけたら…」と訴えかけたのでした。
羽海野さんの訴えに、このような声が寄せられていました。
・クールビズが浸透しているのに、そういう会社もあるんですね。
・心配ですね。車の中ってすぐに暑くなりますから。
・命を守るためにもルールは変えていかないと。
ビシッとスーツを着こなしていれば、見た目のイメージはよくなるのかもしれません。とはいえ、会社はまず社員の命を守ることを考えなければいけないでしょう。
時代に合わせて臨機応変にルールを変えていくことの大切さを再認識させられます。
[文・構成/grape編集部]