枕に乗せるのは頭だけ?肩まで? 専門家が教える正解に「ずっと間違えてた…」
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朝起きた時に、首や肩が重い、だるいと感じたことはありませんか。その原因、実は枕の使い方にあるかもしれません。
枕は高さだけでなく、どこまで身体を乗せるかも重要なポイントです。
身体への負担が少ない正解を、クイズ形式で確認してみましょう。
教えてくれたのは、東京都の『ailesシンメトリー矯正院』院長で柔道整復師の、山本翼さんです。
枕の正しい使い方はどっち?
A:頭だけを枕に乗せる。
B:肩口まで枕に乗せる。
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正解は『B:肩口まで枕に乗せる』です。
枕の役割は、頭の重さを受け止めることだけではありません。
そもそも睡眠中は無意識に何度も寝返りを打つため、首から肩にかけての支えが不十分だと、そのたびに首へ負担が集中。
頭だけを枕に乗せると、首が宙に浮きやすくなり、筋肉が緊張した状態で固定されてしまうのです。
しかし肩口まで枕に乗せることで、寝返り時も首の位置が安定し、余計なズレを防ぎやすくなります。頸椎(けいつい)のカーブが安定し、首が宙に浮く状態も防げるでしょう。
また、首が過度に前屈したり後屈したりすることなく、朝のこわばりや寝違えの予防が可能です。
人の首には前方へ自然にカーブした生理的湾曲があり、枕は肩口まで支えることで、このカーブを保ちやすくなります。
これにより、首の後ろにある後頭下筋群や、首を回す働きをもつ胸鎖乳突筋への負担が軽減され、首や肩の緊張を防げるでしょう。
首の角度が安定することで、呼吸や顎関節への負担が減る点も重要です。
枕は頭だけではなく、肩のカーブが始まるあたりまで乗せるのが1つの目安。ただし、高さや硬さ、体型によって合う位置は多少異なります。
違和感が出ないかを確認しながら、楽に呼吸できる姿勢を探してみましょう。毎日の眠りを見直すことが、首や肩の不調予防につながります。
監修・取材協力 山本翼さん
ailesシンメトリー矯正院の院長、柔道整復師。
院では、身体の歪みや姿勢、顔の歪み、顎の歪み、顎関節症、食いしばりなどを柔道整復師と歯科医師で施術。身体にさまざまな不調を引き起こす歪みを根本から整えられるよう、確かな技術や知識を持つ国家資格保有者がお手伝いします。
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[文・構成/grape編集部]