夕暮れの帰り道、白い服と黒い服は見えづらさはどれくらい違う? 専門家が解説
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夕暮れ時から夜間にかけて歩いたり自転車に乗ったりする際、「車のライトが見えているから、自分の姿もドライバーから見えている」と思っていませんか。
歩行者や自転車から車は見えていても、ドライバーが相手の存在に気づいているとは限りません。
そこで本記事では、反射材やライトの正しい使い方について、日本反射材普及協会に話を聞きました。
ドライバーは早めのライト点灯が重要
夕暮れ時にドライバーへ『早めの点灯』が呼びかけられるのは、ドライバーが歩行者や自転車を発見しやすくするためだけでなく、車の存在を周囲に知らせるためでもあります。
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周囲がまだ完全に暗くなっていない夕暮れ時は、歩行者や自転車が背景に溶け込んで見分けづらくなり、ドライバーにとって危険な時間帯です。
人は環境に合わせるのに時間がかかるため、ドライバーは夕暮れ時の周囲の暗さに合わせようとする最中で、注意力が落ちやすくなります。
夏は18〜19時頃、冬は16〜17時頃の1時間ほどは視認性が低くなることから、歩行者や自転車、ドライバーのいずれも注意が必要です。
ドライバーに発見されやすい服装
ドライバーが歩行者を発見できる距離は歩行者の衣類の色によって異なり、ロービームでの運転の場合、白っぽい服装では約38m先、黒っぽい服装では約26m先から発見できるとされています。
また、反射材は、当たった光をそのまま跳ね返す点が特徴です。車のライトを反射して明るく見えるため、ドライバーは約57m以上先からでも歩行者の姿を確認しやすくなります。
歩行者や自転車運転者が使用する反射材の種類
歩行者や自転車運転者向けの主な反射材は、次のとおりです。
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・反射材を使用したプリントや模様がついた衣類やアウトドア製品。
・バッグや傘、帽子、ベルトなどの身につけられる小物類。
・キーホルダーやブレスレット。
・アイロンで貼りつけるテープ類。
・自転車や車いす、ベビーカーなど乗り物に取りつけるタイプ。
このように反射材には、生地にプリントしたり貼りつけたりして使用できる『ガラスビーズ型』と、プラスチック製で自転車や車に使われる『プリズムレンズ型』があります。
反射材の効果的なつけ方
反射材は1つだけでなく、複数のアイテムを組み合わせて反射面積を広げるのが効果的です。
例えば、前面だけにしか反射材がついていない場合、別の方向から近づく車には気づいてもらえない可能性があります。
また、上半身と下半身の両方につけるなど、バランスよく取り入れることも重要なポイントです。
画像提供:一般社団法人 日本反射材普及協会
そのほか、車の夜間走行時は基本的にハイビームを使用しますが、住宅街や交通量の多い場所ではロービームを使うことが多いでしょう。
ロービームは近い距離までしか光が届きません。
そのため帽子やたすき、ズボンや靴など、上半身と下半身の両方に反射材をつけておくと、ロービームでも気づかれやすくなります。
ドライバーからの見え方を確かめるには
反射材は車のライトが当たることで目立つ仕組みのため、ドライバーからは反射材が光って見えますが、着用者本人や周囲の人には光っているようには見えません。
自分の反射材がどう見えているか確認したい場合は、スマホでフラッシュ撮影をすると分かります。
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複数で広範囲に使うのが反射材を生かすコツ
夕暮れ時や夜の道でドライバーに見つけてもらうには、明るい色の服装に加えて、反射材を使用することが重要です。
また、反射材は1つだけでなく複数使用し、さまざまな方向から光って見えるようにつけるのが効果的といえます。
ドライバーは早めに点灯し、歩行者がいないか意識して運転することが、事故を防ぐ第一歩といえるでしょう。
※本記事は出典元企業の許諾を得た上で掲載しております。
[文・取材/ブリジア 構成/grape編集部]