「明日、生きていたら、また…」 7歳の少女が伝える現実に、胸が締め付けられる By - grape編集部 公開:2016-10-08 更新:2018-03-12 シリア動画 Share Post LINE はてな コメント 出典:@AlabedBana 世界の中でも現在、「最も危険な地域の1つ」と言われるシリアのアレッポ。 「テロリストを排除する」という大義名分のもと、毎晩のように行われる空爆で、美しかった街並みは荒れ果て、そこに住む多くの市民が犠牲になっています。 そんな街に住む7歳の少女、バーナ・アルアベットちゃん。 出典:@AlabedBana 5歳と3歳の2人の弟、そして母親と一緒に暮らすバーナちゃんが、小さな身体で懸命に訴えるアレッポの現状に、多くの人が心を痛めています… 教師の母から英語を教えてもらったバーナちゃん お母さんが教師であったことから、7歳にして英語の読み書きができるバーナちゃんは、Twitterというツールを使って、アレッポの現状を世界に発信しています。 2016年9月24日にアカウントを開設してから2週間ちょっとでフォロワーは6万人以上。 純粋な少女の懸命な訴えに心が揺さぶられます… 生きていることを伝えなければならない Hello world, we are still alive. – Fatemah #Aleppo— Bana Alabed (@AlabedBana) 2016年10月5日 「こんにちは、世界の皆さん」 「私はまだ生きています」 @AlabedBana ーより和訳 少女が見せた本音 I miss school so much. – Bana #Aleppo— Bana Alabed (@AlabedBana) 2016年10月6日 「学校がとても恋しい」 @AlabedBana ーより和訳 心からの願い Please stop the war, we are tired. – Bana #Aleppo— Bana Alabed (@AlabedBana) 2016年10月6日 「お願いだから、戦争を止めてください」 「もう疲れたわ…」 @AlabedBana ーより和訳 写真も多く投稿されています。 戦争を忘れるために… Good afternoon from #Aleppo I'm reading to forget the war. pic.twitter.com/Uwsdn0lNGm— Bana Alabed (@AlabedBana) 2016年9月26日 「こんにちは」 「戦争を忘れるために本を読んでいるのよ」 @AlabedBana ーより和訳 将来への希望 Please stop killing us we need peace. I need peace to become a teacher #Aleppo pic.twitter.com/mYfF0Zmngv— Bana Alabed (@AlabedBana) 2016年9月27日 「どうか私たちを殺さないで」 「私たちには平和が必要なの」 「私も、教師になる夢を叶えるために平和が必要なの」 @AlabedBana ーより和訳 バーナちゃんは、シリアの現状を伝えるために動画の投稿も行います。 空爆の真っただ中に弟と… My brother Mohamed is crying now. bombs fall, I better die to let him die. – Bana #Aleppo pic.twitter.com/RRX64FZXds— Bana Alabed (@AlabedBana) 2016年10月3日 「爆弾が落ちてきて、弟が泣いている」 「弟を死なせるぐらいなら私が死んだほうがマシ」 @AlabedBana ーより和訳 お願いだから殺さないで… "Stop killing us" Bana #Aleppo pic.twitter.com/5rouATXKZu— Bana Alabed (@AlabedBana) 2016年10月6日 「お願いだから私たちを殺さないで」 @AlabedBana ーより和訳 とても怖い… I am very afraid I will die tonight. This bombs will kill me now. – Bana #Aleppo pic.twitter.com/KqVHwqRClK— Bana Alabed (@AlabedBana) 2016年10月2日 「とても怖い」 「今夜、私はここで死ぬかもしれない…」 「爆弾が私を殺そうとしているの」 @AlabedBana ーより和訳 いつも「死」と隣り合わせの危険な場所で、生きるバーナちゃん。 しかし、その言葉には将来への希望や「生きたい」という想いで満ち溢れています。 「戦争を止めて」 「私たちを殺さないで」 7歳の少女の悲痛な叫びに、私たちは何ができるのでしょうか。 出典 @AlabedBana Share Post LINE はてな コメント
世界の中でも現在、「最も危険な地域の1つ」と言われるシリアのアレッポ。
「テロリストを排除する」という大義名分のもと、毎晩のように行われる空爆で、美しかった街並みは荒れ果て、そこに住む多くの市民が犠牲になっています。
そんな街に住む7歳の少女、バーナ・アルアベットちゃん。
出典:@AlabedBana
5歳と3歳の2人の弟、そして母親と一緒に暮らすバーナちゃんが、小さな身体で懸命に訴えるアレッポの現状に、多くの人が心を痛めています…
教師の母から英語を教えてもらったバーナちゃん
お母さんが教師であったことから、7歳にして英語の読み書きができるバーナちゃんは、Twitterというツールを使って、アレッポの現状を世界に発信しています。
2016年9月24日にアカウントを開設してから2週間ちょっとでフォロワーは6万人以上。
純粋な少女の懸命な訴えに心が揺さぶられます…
生きていることを伝えなければならない
少女が見せた本音
心からの願い
写真も多く投稿されています。
戦争を忘れるために…
将来への希望
バーナちゃんは、シリアの現状を伝えるために動画の投稿も行います。
空爆の真っただ中に弟と…
お願いだから殺さないで…
とても怖い…
いつも「死」と隣り合わせの危険な場所で、生きるバーナちゃん。
しかし、その言葉には将来への希望や「生きたい」という想いで満ち溢れています。
「戦争を止めて」
「私たちを殺さないで」
7歳の少女の悲痛な叫びに、私たちは何ができるのでしょうか。