アデル、ジョージ・マイケルの追悼歌を途中で中断 その理由に称賛の嵐
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grape [グレイプ] entertainment
2017年2月12日(米現地時間)、世界最高峰の音楽の祭典『第59回グラミー賞授賞式』が開催され、音楽業界のスーパー・スターがロサンゼルスのステープルズ・センターに集結しました。
『カープール・カラオケ』で一躍トップ・コメディアンの仲間入りをしたジェームズ・ゴードンが司会を務め、ビヨンセ、レディー・ガガ、ジョン・レジェンド、エド・シーラン、ブルーノ・マーズ、そしてアデルなどがパフォーマンスを披露し、豪華で見ごたえのある授賞式となりました。
今回の結果は、英歌手・アデルが主要部門である「年間最優秀アルバム」(『25』)、「年間最優秀レコード」(『ハロー』)、「年間最優秀楽曲」(『ハロー』)の3冠を達成。「最優秀ポップ・パフォーマンス(ソロ)」「最優秀ポップ・ヴォーカル・アルバム」も含めると計5冠を達成し、圧勝。ビヨンセ、リアーナとの3強女子対決を制しました。
アデルによる主要3部門独占は、2012年以来2度目で、史上初の快挙です。
アデルの受賞スピーチ
アデルは受賞スピーチで壇上に立つと、大ファンと公言しているビヨンセに向かって「私たちアーティストは皆、あなたを尊敬し、憧れている。あなたは私たちの光なの」と、アルバム『レモネード』への称賛を伝えると、その熱い思いを受け取ったビヨンセが涙ぐむシーンも見られました。
さらに「私のアルバム・オブ・ザ・イヤーは『レモネード』だし、ビヨンセ・ファンである私の中にいるもう一人の私は結果にがっかりした」とプレスルームでのインタビューで語ったとNYタイムズが伝えました。
そして、その思いを証明するためか、受賞トロフィーをビヨンセと分けようとして、真っ二つに壊してしまいます!
その他の主要部門は、最優秀新人賞と最優秀ラップ・アルバム賞を、チャンス・ザ・ラッパーが獲得。アルバム賞を取った『The Coloring Book』は、ストリーミング配信のみリリースしている作品として、史上初の受賞となりました。
また2016年に亡くなったデヴィッド・ボウイが、自身初の音楽部門でもある最優秀ロック・ソング賞、最優秀ロック・パフォーマンス賞を含む5冠を受賞し、会場は大きな拍手に包まれました。また、英国を拠点に活躍する日本人ピアニスト、内田光子さんの参加作品が、クラシック部門の最優秀ソロ・ボーカル・アルバム賞に輝きました。
また、ザ・レコーディング・アカデミー(グラミー賞の主催団体)は、2016年にこの世を去ったプリンス、ジョージ・マイケルのトリビュート・ステージを用意。ブルーノ・マーズがプリンス、アデルがジョージ・マイケルのトリビュート・ソングを披露しました。
なぜ?ジョージ・マイケルの追悼で、アデルは歌を中断