痴漢被害者に、女性警察官が『ひと言』 本質を突いた発言に「素晴らしい」 By - grape編集部 公開:2017-11-19 更新:2018-10-27 痴漢警察官 Share Post LINE はてな コメント ※写真はイメージ 知人女性が新宿駅で痴漢に遭遇してしまった時のエピソードを、Twitterに投稿した空手出戻り(@karate_demodori)さん。 その際、被害女性に対し、女性警察官が伝えた『ひと言』が「素晴らしい」と称賛されています。 付き合って間もない恋人とのデートに行く途中 痴漢被害に遭った女性は、交際して間もない恋人とのデートのため、待ち合わせ場所に電車で向かっていました。 すると、運の悪いことに痴漢に目をつけられ、被害に遭ってしまいます。 偶然、居合わせた男性が助けてくれたことで、痴漢を取り押さえることができたといいますが、女性はひどく傷ついたことでしょう。 そして、この痴漢事件には、男性と女性、2人の警察官が対応してくれました。 ひと通り、状況を説明すると男性警察官は痴漢に対して、ひどく憤慨している様子で、被害女性にこう伝えたといいます。 そういう服装をしているとね…。 実は、この日、女性は少し露出の多い服装だったといいます。 男性警察官も被害女性に対して「あなたにも落ち度がある」と伝えたかったわけではなく、「被害に遭うことがないように」という親切心から忠告をしただけなのでしょう。 それでも、被害女性にとっては「あなたが悪い」といわれているようにも感じる言葉。 すると、そのやりとりを見ていた女性警察官が、被害女性にこんな言葉をかけたといいます。 ※写真はイメージ 彼氏に可愛い服を見せたかっただけだよね。 かばってくれた女性警察官の優しさに、被害女性は号泣してしまったといいます。 いまいろんな方とツイしてて思い出した。東京時代、痴漢にあった知人女性ちょっと露出の多い服着てたので、男性のお巡りさんが「そういう恰好してるとね」と説教しかけたら、女性のお巡りさんが「彼氏にかわいい服見せたかっただけよね?」とかばって慰めてくださって号泣したって話。そうなんだよね— 空手出戻り@今年こそ初段なるか? (@karate_demodori) 2017年11月18日 まさに付き合い始めて間もない彼氏とデートに行く途中だったので。ミニスカートはいてたって見せたいのは見てほしいのは彼氏・旦那だけなんだからさ。「Hなかっこにむらっときて」は痴漢の勝手。おめえはおよびじゃネェんだよ。— 空手出戻り@今年こそ初段なるか? (@karate_demodori) 2017年11月18日 痴漢は被害者の落ち度で起こる犯罪ではない 痴漢被害について、「被害者側にも問題がある」「露出の多い服装をしていれば仕方ない」といった指摘をする人もいます。 しかし、こういった発言は加害者を擁護するだけでなく、痴漢被害にあった人をさらに苦しめることにもつながります。 当たり前のことですが、痴漢は行った側が一方的に悪い犯罪。男性が女性に、というイメージが強くありますが、最近では反対のケースも少なくありません。 ※写真はイメージ また、今回のケースでは痴漢を取り押さえた男性が「必要なら証言もします」と、名刺を置いて行くなど、被害女性をしっかりとサポートしてくれたといいます。 当事者のみならず、周囲の人も含めて「痴漢は絶対に許さない」という社会を作ること…そんな当たり前の考えがいま以上に広がり、痴漢という犯罪がなくなることが望まれています。 [文・構成/grape編集部] 出典 @karate_demodori Share Post LINE はてな コメント
知人女性が新宿駅で痴漢に遭遇してしまった時のエピソードを、Twitterに投稿した空手出戻り(@karate_demodori)さん。
その際、被害女性に対し、女性警察官が伝えた『ひと言』が「素晴らしい」と称賛されています。
付き合って間もない恋人とのデートに行く途中
痴漢被害に遭った女性は、交際して間もない恋人とのデートのため、待ち合わせ場所に電車で向かっていました。
すると、運の悪いことに痴漢に目をつけられ、被害に遭ってしまいます。
偶然、居合わせた男性が助けてくれたことで、痴漢を取り押さえることができたといいますが、女性はひどく傷ついたことでしょう。
そして、この痴漢事件には、男性と女性、2人の警察官が対応してくれました。
ひと通り、状況を説明すると男性警察官は痴漢に対して、ひどく憤慨している様子で、被害女性にこう伝えたといいます。
そういう服装をしているとね…。
実は、この日、女性は少し露出の多い服装だったといいます。
男性警察官も被害女性に対して「あなたにも落ち度がある」と伝えたかったわけではなく、「被害に遭うことがないように」という親切心から忠告をしただけなのでしょう。
それでも、被害女性にとっては「あなたが悪い」といわれているようにも感じる言葉。
すると、そのやりとりを見ていた女性警察官が、被害女性にこんな言葉をかけたといいます。
※写真はイメージ
彼氏に可愛い服を見せたかっただけだよね。
かばってくれた女性警察官の優しさに、被害女性は号泣してしまったといいます。
痴漢は被害者の落ち度で起こる犯罪ではない
痴漢被害について、「被害者側にも問題がある」「露出の多い服装をしていれば仕方ない」といった指摘をする人もいます。
しかし、こういった発言は加害者を擁護するだけでなく、痴漢被害にあった人をさらに苦しめることにもつながります。
当たり前のことですが、痴漢は行った側が一方的に悪い犯罪。男性が女性に、というイメージが強くありますが、最近では反対のケースも少なくありません。
※写真はイメージ
また、今回のケースでは痴漢を取り押さえた男性が「必要なら証言もします」と、名刺を置いて行くなど、被害女性をしっかりとサポートしてくれたといいます。
当事者のみならず、周囲の人も含めて「痴漢は絶対に許さない」という社会を作ること…そんな当たり前の考えがいま以上に広がり、痴漢という犯罪がなくなることが望まれています。
[文・構成/grape編集部]