火事で『すべて』を失った一家 半年後、3人の子どもが号泣した理由に涙
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3児の父であるアンドリューさんは、新しい家族を迎え入れました。
それは、可愛らしいダックスフントの子犬。アンドリューさんが子犬を抱いているのを見て、子どもたちは突然声を上げて泣き始めました。
新しい家族が嬉しかったから、とても愛らしかったから…いえ、彼らが号泣した理由はほかにあるのです。
火事で『すべて』を失った家族
2017年3月23日のこと。アンドリューさん一家が外出している際、自宅が全焼する火事が起きました。
出火の原因は、子どもが愛用していたホバーボード。何らかの故障が原因で爆発し、出火したと見られています。
急ぎ自宅に戻ったアンドリューさん一家。そんな彼らの目に飛び込んできたのは、消防士の腕に抱かれている5年間一緒に暮らしてきたダックスフント・フラッシュのなきがらでした。
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日本円にしておよそ3500万円の損害を受けただけではなく、最愛の犬も失ってしまったアンドリューさん一家。
一夜にして『すべて』を失った悲しみは、想像を絶するものだったことでしょう。
そして、半年後…
悪夢のような事故から半年。アンドリューさん一家は新しい家を建て、以前のように穏やかに暮らしていました。
しかし、1つだけ足りないものがあります。そう、愛犬・フラッシュです。
そんなある日、アンドリューさんがダックスフントの子犬を抱いて、息子たちの前に現れたのです。
新しい家族の姿を見て泣き出してしまった子どもたちは、もしかすると「フラッシュが戻ってきた!」と思ったのかもしれません。
子犬はテディと名付けられ、現在アンドリューさんたちと幸せに暮らしています。
フラッシュを失い、心にぽっかりと大きな穴が開いていたアンドリューさん一家。新しい子犬はフラッシュとは違う存在ですが、きっと心の傷を癒してくれるはずです。
[文・構成/grape編集部]