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「もう後はない」苦しむ横綱たち 大相撲『覚悟』の一月場所が開幕

By - 押阪 忍  作成:  更新:

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こんにちは、フリーアナウンサーの押阪忍です。

ご縁を頂きまして、『美しいことば』『残しておきたい日本語』をテーマに、連載をしております。宜しければ、シニアアナウンサーの『独り言』にお付き合いください。

大相撲一月場所 アナウンサー押阪忍の『美しいことば』

新年、ボクのお正月は、スポーツイベントで幕を開けます。

スポーツ界では、元日が、全日本サッカーの天皇杯、2日、3日が東京箱根大学駅伝、4日、オールジャパン、バスケット決勝、そして春の高校バレーなどと続きます。

そして14日から、今回本題の大相撲一月場所が、東京両国の国技館で始まりました。先場所の九州場所では、一人横綱の白鵬が、前人未到の40回の優勝を果たしました。これは称えるべき大記録ですが、引退した横綱 日馬富士・貴ノ岩の事件があったために、九州場所は、残念ながら『モンゴル場所』に変ってしまいました。

ボクは、学生時代、縁あって相撲界の名門「出羽ノ海部屋」に2年居候いそうろうをしていたことがあります。テレビ朝日の局アナになって、いわゆる横綱(栃錦・若乃花)の栃若時代でしたが、大相撲の生中継や「大相撲ダイジェスト」などの番組をつとめて来ました。ですから相撲に関してはファン以上のものがあるのです。そんな訳で、今年の初場所は特に注目しているのです。

4場所連続休場の横綱 稀勢の里、そして鶴竜も、この場所の成績いかんによっては『引退』の二文字が見えてきます。『覚悟』の一月場所になるのではないでしょうか。最高位の『綱』を張った以上は、もう横綱には大関と違い 後はありません。

14日から始まった大相撲一月場所では、休場明けの横綱、大関陣が、連日まなじりを決して15日間、土俵での熱戦を繰り広げることが、今後の相撲界の発展のためにも、ファンのためにも、必要不可欠なことだと思っております。

<2018年1月>

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フリーアナウンサー 押阪 忍

1958年に現テレビ朝日へ第一期生として入社。1965年には民放TV初のフリーアナウンサーとなる。以降TVやラジオで活躍し、皇太子殿下のご成婚祝賀式典なども行う。2018年現在、アナウンサー生活60年。
日本に数多くある美しい言葉。それを若者に伝え、しっかりとした『ことば』を使える若者を育てていきたいと思っています。

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