『忙しい人』は暇人に勝てない 林先生が語る持論に「なるほど!」 By - grape編集部 公開:2018-02-18 更新:2019-01-31 林修 Share Post LINE はてな コメント 予備校講師でタレントの林修先生が、2018年2月11日に放送のバラエティ番組『林先生が驚く初耳学!』(TBS系)で、「誰かの足を引っ張るアホな人の特徴」について語っています。 この日、林先生はスタジオに登場して早々、ゲスト出演したタレントの中村アンさんに対して、「正義感の強い男性はお好きですか?」と質問。 この質問に対して、中村さんは「好きです」と回答。林先生は「現実世界において正義感…ちょっと微妙じゃないですか?」「正義感で戦うのは時間の無駄」と、持論を展開します。 「正義感をもって、自分に害をもたらす人と向き合うことは時間の無駄である」と林先生が語る根拠が、とても興味深いものでした。 アホな人=暇な人!暇な人と戦っても勝ち目はなく、不毛なだけ まず林先生は2013年に放送された人気ドラマ『半沢直樹』(TBS系)の名言「やられたらやり返す、倍返しだ」を挙げて大胆な意見を展開。 このやり返すって考えかたが僕はかなり無駄じゃないかなと思います。 林先生が驚く初耳学! ーより引用 続けて、『半沢直樹』のように「最後に正義が勝つ」という方向性に持っていく作品は、日本で定期的にヒットしていることを説明。そして、「正義感をむき出しに戦ったところであまりよいことはない」と続けます。 さらに林先生は、このような事例を挙げます。 現実社会においてはアホのほうが出世するってこともよくある話で。 正義感が強い・能力のある人格者って意外と人に足を引っ張られるって珍しくないですね。 林先生が驚く初耳学! ーより引用 「実力者はなかなか出世できない」というケースについては、出演者の千原ジュニアさんも「分かる。吉本のデキるマネージャーみんな飛ばされる」と、同調していました。 また、林先生は人の足を引っ張るアホな人の特徴について、以下の2つ挙げています。 ・あなた(足を引っ張りたい相手)に、強い関心を持っている ・暇な人 林先生が驚く初耳学! ーより引用 特に林先生は2つ目の暇な人というのが重要ポイントと解説。「暇っていうのは最大の敵ですよ」と、真面目に取り組んでいる人が暇な人と勝負しても勝つことは難しいと説きます。 トラブルが起こるのは、忙しい人と暇な人の関わりだけ 林先生は人間の関わりは、3通りあると分析します。 ・『忙しい人同士』の関わり ・『暇な人同士』の関わり ・『忙しい人と暇な人』の関わり その中で、トラブルが起こるのは『忙しい人と暇な人』の関わりだけと、林先生は考えています。 そして、林先生は「忙しい人が暇な人に勝つことが難しい理由」をこのように語りました。 こっちは忙しいのに、向こうは暇で、こっち(忙しい人)に対する攻撃時間がたっぷりあるんです。 こんなものね、絶対負けるんですよ。 だって、向こうのほうが攻撃時間たっぷりあるんですから。 林先生が驚く初耳学! ーより引用 自由に使える時間が違うため、暇な人には攻撃する時間もたくさんあります。さらに、攻撃をするにあたっての準備期間もあるということになります。多忙な人が迎え撃つのは、困難なのは明確です。 もし、勝負を受けないことで自身のプライドが傷つき、メンツが潰れたと思うとしても、林先生は「一瞬の怒りの衝動を抑え、戦わないことがベストな選択」と勧めます。 メンツが潰されたって思っているのは本人だけで、意外と周囲は気付いていないことも多い。 林先生が驚く初耳学! ーより引用 もしも、正義感で戦って暇な人に勝つことができても、さらに恨みを買ってしまい、事態が改善しないことも多々あるのです。 世間の反応は? ・分かります。ろくに仕事してないのに出世する人って、余計なところにエネルギーを使っているイメージ。 ・どんだけ自分に執着してくるの?って、人いますよね。 ・暇な人は無視に限りますよね。 ・そういうアホな人には天罰が下ってほしいよな。 最後に林先生は「目指すは『無敵』でありたい」と、理想形について語っていました。 「無敵」とは、どんな相手と戦っても勝てる、という考えではありません。相手が「あの人にはかなわない」と思い、戦いに挑んでこないようになることがベストという意味です。 現実では、ドラマのようにスカッとすることは難しいでしょう。他人の足を引っ張る人には目を向けず、自分磨きに時間を使うほうが有意義なのでしょうね。 [文・構成/grape編集部] 出典 林先生が驚く初耳学! Share Post LINE はてな コメント
予備校講師でタレントの林修先生が、2018年2月11日に放送のバラエティ番組『林先生が驚く初耳学!』(TBS系)で、「誰かの足を引っ張るアホな人の特徴」について語っています。
この日、林先生はスタジオに登場して早々、ゲスト出演したタレントの中村アンさんに対して、「正義感の強い男性はお好きですか?」と質問。
この質問に対して、中村さんは「好きです」と回答。林先生は「現実世界において正義感…ちょっと微妙じゃないですか?」「正義感で戦うのは時間の無駄」と、持論を展開します。
「正義感をもって、自分に害をもたらす人と向き合うことは時間の無駄である」と林先生が語る根拠が、とても興味深いものでした。
アホな人=暇な人!暇な人と戦っても勝ち目はなく、不毛なだけ
まず林先生は2013年に放送された人気ドラマ『半沢直樹』(TBS系)の名言「やられたらやり返す、倍返しだ」を挙げて大胆な意見を展開。
続けて、『半沢直樹』のように「最後に正義が勝つ」という方向性に持っていく作品は、日本で定期的にヒットしていることを説明。そして、「正義感をむき出しに戦ったところであまりよいことはない」と続けます。
さらに林先生は、このような事例を挙げます。
「実力者はなかなか出世できない」というケースについては、出演者の千原ジュニアさんも「分かる。吉本のデキるマネージャーみんな飛ばされる」と、同調していました。
また、林先生は人の足を引っ張るアホな人の特徴について、以下の2つ挙げています。
特に林先生は2つ目の暇な人というのが重要ポイントと解説。「暇っていうのは最大の敵ですよ」と、真面目に取り組んでいる人が暇な人と勝負しても勝つことは難しいと説きます。
トラブルが起こるのは、忙しい人と暇な人の関わりだけ
林先生は人間の関わりは、3通りあると分析します。
・『忙しい人同士』の関わり
・『暇な人同士』の関わり
・『忙しい人と暇な人』の関わり
その中で、トラブルが起こるのは『忙しい人と暇な人』の関わりだけと、林先生は考えています。
そして、林先生は「忙しい人が暇な人に勝つことが難しい理由」をこのように語りました。
自由に使える時間が違うため、暇な人には攻撃する時間もたくさんあります。さらに、攻撃をするにあたっての準備期間もあるということになります。多忙な人が迎え撃つのは、困難なのは明確です。
もし、勝負を受けないことで自身のプライドが傷つき、メンツが潰れたと思うとしても、林先生は「一瞬の怒りの衝動を抑え、戦わないことがベストな選択」と勧めます。
もしも、正義感で戦って暇な人に勝つことができても、さらに恨みを買ってしまい、事態が改善しないことも多々あるのです。
世間の反応は?
・分かります。ろくに仕事してないのに出世する人って、余計なところにエネルギーを使っているイメージ。
・どんだけ自分に執着してくるの?って、人いますよね。
・暇な人は無視に限りますよね。
・そういうアホな人には天罰が下ってほしいよな。
最後に林先生は「目指すは『無敵』でありたい」と、理想形について語っていました。
「無敵」とは、どんな相手と戦っても勝てる、という考えではありません。相手が「あの人にはかなわない」と思い、戦いに挑んでこないようになることがベストという意味です。
現実では、ドラマのようにスカッとすることは難しいでしょう。他人の足を引っ張る人には目を向けず、自分磨きに時間を使うほうが有意義なのでしょうね。
[文・構成/grape編集部]