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「もう時効だし」 元患者が明かした医師とのエピソードが反響を呼ぶ

By - grape編集部  作成:  更新:

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※写真はイメージ

Twitterで流行中のハッシュタグ『#ドクターに言われた衝撃的な言葉』。投稿されている医師の『迷言』は、どれも読んでいて笑いがこみ上げるものばかりです。

そんな中、バンド『摩天楼オペラ』のベーシストとして活躍している燿(@opera_yo)さんは、闘病中に出会った1人の医師とのエピソードを投稿。

その内容は、多くの人の涙を誘うものでした。

最初は煩わしかった医師とのやり取り

20歳の誕生日の話。

当時、19歳からとある特定疾患の病気で長期入院していたのだが、入院していてもどんな治療も効かず、ただただ時間だけが過ぎていく毎日に嫌気がさしてどんどんすさんでいた。

薬の副作用もあったみたいだが、マジですさんでいた。

治療法が確立されていない難病だから色々試して同意書の嵐。

が、何をやっても効かずにただただ薬漬け、体は針の穴だらけ、入院だけ長引いてどうせこのまま死ぬんだろうと思っていた。

長期入院だったから、その間に主治医も何人も変わった。その中に、一人だけ今でも忘れられないおかしい先生がいた。

インターンが終わって一年目の男性、インターン終わりなのに当時32歳。一年目にしてはなかなかの年齢だ。

何をしていたのか聞いてみたら、親が医者だったから医学部に入ろうとしたけど全く勉強ができずに大学に落ちて、その後しばらくふらふらしていたと。

が、医者だった親が急に亡くなって、そこで「諦めが早かった。」と猛省して死ぬ気で勉強し直して医学部に入ったこと。

親が患者のために尽くす医者だったから自分もそうなりたい、そんなことを熱く語っていた。

当時末期にすさんでいた俺からしたらかなりうざかったが、よく色々と話をしてくれた。「この人暇なのか?」と思うくらい。

当時の俺は、「さっさと死にたい。」と頻繁に言っていた。

どうせ治らない病気でずっと苦しむだけ、仮に生きれたとしてもこんな生活が続くのかと思ったらそんな感じになっていた。

が、そんなことを言うたびに「今は辛い。それはわかる。だけど、希望は絶対にある!俺もがんばるから諦めるな!楽しいこともこれから沢山ある!」と、今時ドラマでも言わないようなクサいセリフを真顔でその先生は言ってきた。

正直うざかった。

@opera_yo ーより引用

投稿者さんに訪れた心境の変化

病院のベッドの上ではやることがマジで無かった。首から点滴入れてる時なんか、全く動けないから音楽を聴くしかない。(どうでもいいが、首からの点滴生活が長かったおかげで寝相がめちゃめちゃ良くなった。)

音楽を聴くのは好きだった。

やることが無さすぎて、ずっと洋楽を聴いていた。

聴いているうちに、なんだかベースが一番好きになった。

「俺だったらこういう曲はもっとこんなベースラインがいいのに!」とか考えるようになった。ベース弾けないのに。

ある時、主治医に「いつかバンドとかやってみたいなー。」と何気なく言ったら、「絶対できる!今耐えたらいつか絶対に!」とまた熱く返ってきた。

そんなこんなで、退院する目処は立たずに20歳の誕生日を病院で迎えることが確実になった。

特に年齢的な節目には昔から興味は無かったが、「病院で20歳を迎えるのか。。。」と、ちょっとへこんだ。

誕生日の1週間くらい前に、主治医が「今日は何聴いてるの?」と聞いてきた。洋楽を聴いていると言ったら、「今他に聴きたいのは無いの?」と。

まさか、沢山いる入院患者の中の一人の誕生日プレゼントなんてあるわけない(というか普通はダメ。)とは思ったが、執拗に聞いてくるからその時に頭に浮かんだのを言ってみた。

が、ちょうどマニアックなプログレとかにはまってた時期だったから、その辺のCDショップには置いてないやつばかりが頭に浮かんだ。

「うーん。。覚えられないから紙に書いて!」と主治医は言った。

万が一誕生日プレゼントを考えてくれてるとしても、欲しいCDはどうせ見つからないだろうと思って、4枚分タイトルを紙に書いた。

あわよくば、このどれかがもらえたらラッキーと正直思った。

@opera_yo ーより引用

そして誕生日当日…

出典
@opera_yo

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