issues

サメと一緒に写真が撮りたい サメの群れに近づいたモデル 次の瞬間悲劇が

By - grape編集部  公開:  更新:

Share Post LINE はてな コメント

出典:katarinazarutskie

世界にはInstagramに自らの写真を載せて多くのファンを魅了している、『インスタグラム・モデル』と呼ばれる人たちがいます。

19歳のカタリーナ・ザラツキーさんもその1人。大勢のフォロワーをもつ彼女のInstagramには、まさにインスタ映えする写真がいっぱいです。

『インスタ映え』を追求するあまり

カタリーナさんはボーイフレンドとその家族と一緒に、バハマ諸島を訪れます。

白い砂浜に透き通る海といった絶好のロケーションで、たくさんの写真を撮るカタリーナさん。

海外メディア『BBC』によると、彼女は偶然、海でコモリザメの群れの近くでシュノーケリングをしている人たちを見かけて、あることを思いついたのだそう。

サメと一緒に泳いでいる写真が撮りたい

そして周りの人たちの心配をよそに、カタリーナさんはたくさんのコモリザメがいる海の中へ。

海中で立ったままポーズを撮り、何枚か撮影したところで、その様子を見ていた地元の人たちから「横になって浮かんでみなよ!」といわれたカタリーナさん。いわれた通りに両手を広げて仰向けになった数秒後…!

※写真の右の矢印をクリックすると複数の写真が見られます。

1匹のサメが、カタリーナさんの左手にかみついたのです!

サメはそのまま彼女を海中に引き込もうとします。しかしカタリーナさんはパニックになることなく、サメを振りほどき、血が海面に広がらないように出血している腕を水面から高く上げます。

そして冷静さを保ちながら、岸に上がったということです。

なぜ彼女はそんなに冷静でいられたのでしょうか。その理由をBBCに語っています。

「私が学んだサーフィンやスキューバダイビングの知識によると、コモリザメは通常はとても安全だと知っていました。

ほかの人たちがコモリザメと一緒に撮った写真も、数えきれないほど見たことがあります。

かまれた直後、私の体からアドレナリンが出ているのが分かりました。あの状況からいち早く逃れなくてはいけなかったけど、私は非常に落ち着いていました。

もし周りの人たちが叫んだりジタバタ騒いでいたとしたら、状況は変わっていたと思います」

BBC ーより引用(和訳)

カタリーナさんはかまれた腕を数針ぬうケガをしましたが、「これだけで済んでよかった」と話しています。

彼女はサメにかまれる様子をとらえた写真もInstagramに投稿。すると、批判のコメントが殺到しました。

・彼女は有名になるために命を落とすマヌケよ。次は助からないでしょうね。

・彼女は勇敢でもなんでもない、ただのバカだよ。

・なぜInstagramの写真にたくさんのいいねが欲しいがために命を危険にさらすんだ?俺たちはなんて悲しい競争の世界に生きているんだ。

しかし中には彼女の勇気を称えたり、無事だったことを喜んだりするコメントも寄せられています。

カタリーナさんのいうとおり、コモリザメは通常は人を襲うことは滅多にないということです。しかし相手は野生の生き物であり、決して100%安全ということはないでしょう。

この出来事の後、彼女のInstagramのフォロワーはぐんと増えたということです。

ただ、インスタ映えする写真のためにそこまでするべきなのか…議論は分かれるところです。


[文・構成/grape編集部]

ブナシメジの写真

工場でカットされた『しめじの石づき』 実は捨てずに?「コレはすごい」「初めて知った」工場で切り落とされた、しめじの石づき。実は捨てられずに活用されていて…。 カットぶなしめじを製造・販売する、株式会社ミスズライフに詳しくお話をうかがいました。

ピンクムーン

2025年の『ピンクムーン』がやってくる! 特別な満月に何を願う?2025年の『ピンクムーン』は、4月13日!満月の瞬間は午前9時22分頃に迎えるため、前日の夜から美しい丸い月を見ることができるかもしれませんよ。

出典
BBCkatarinazarutskie

Share Post LINE はてな コメント

page
top