喉元過ぎれば熱さを忘れる 猛暑になれない外国人に『おもてなし』の心配りを
公開: 更新:
洗濯機の蓋は開けておく?閉める? 企業の回答に「反省」「逆やってた」洗濯機のお手入れをしていますか。洗濯槽の裏側は見られませんが、しっかりとお手入れしていないとカビが繁殖してしまいます。カビを防ぐ方法を確認して、定期的に洗濯槽の掃除をしましょう。
洗濯は『お湯』がいいって本当? 事実に「マジか」「危ないところだった」洗濯槽のカビ対策にお湯を使いたい時はありませんか。お湯のほうが効果が高そうで…と思うかもしれませんが、実際の効果や適切な湯温について日本電機工業会が公式サイトで解説していました。ぜひ参考にしてみてください。
こんにちは、フリーアナウンサーの押阪忍です。
ご縁を頂きまして、『美しいことば』『残しておきたい日本語』をテーマに、連載をしております。宜しければ、シニアアナウンサーの『独り言』にお付き合いください。
喉元過ぎれば熱さを忘れる…
アナウンサー押阪忍の『美しいことば』
涼風の秋です。カラッと晴れた秋日和…朝晩は肌寒ささえ感じますね…。
この夏、熊谷で41.1度という日本の最高気温を記録したことは、今はもうすっかり忘れています。
消防庁による この夏の或る一日の『熱中症』の死亡者は、全国で65人、1週間で1万人近くが『熱中症』で搬送されています。私の知人の若者も、救急車で運ばれました。
♪今はもう秋、誰もいない海… かもしれませんが、2年を切った2020年の夏には、東京五輪、パラリンピックが開かれるのです。世界各地からその国を代表する選手や、応援の観客が、この、日出ずる国日本にやって来るのです。
北極圏や北欧やカナダ、ロシア、アジアの寒い国々からも 暑い暑い猛暑のこの日本に…。
問題は、先ずは7月24日から8月4日までの東京オリンピックです。夏の盛り、『熱中症対策』は 一体どうなっているのでしょうか?
私見ですが、五輪会場の前には 救急車を常時待機させる。そして搬送専用病院を この2年間に数棟設ける。この位の準備が必要と考えます。猛暑に慣れない外国選手や観客は 必ず倒れるでしょう。そして応援の日本人も 必ず倒れると思います。
「東京オリンピックは暑かったが、日本人の気遣いが随所に見えて好感がもてた。選手や観客に『熱中症』が続出したが、その対応は 迅速で大事には至らず、日本人の『おもてなし』の心配りも感じられ、東京オリンピックは、大変良かった…成功したと思う。」
海外からの選手や観客、メディアから、そんな評価を貰いたいのですが…。
<2018年10月>
フリーアナウンサー 押阪 忍
1958年に現テレビ朝日へ第一期生として入社。東京オリンピックでは、金メダルの女子バレーボール、東洋の魔女の実況を担当。1965年には民放TV初のフリーアナウンサーとなる。以降TVやラジオで活躍し、皇太子殿下のご成婚祝賀式典、東京都庁落成式典等の総合司会も行う。2018年現在、アナウンサー生活60年。
日本に数多くある美しい言葉。それを若者に伝え、しっかりとした『ことば』を使える若者を育てていきたいと思っています。