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コロナ流行2年目 終息に向かうことを願う日々

By - 押阪 忍  公開:  更新:

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こんにちは、フリーアナウンサーの押阪忍です。

ご縁を頂きまして、『美しいことば』『残しておきたい日本語』をテーマに、連載をしております。宜しければ、シニアアナウンサーの『独言』にお付き合いください。

コロナ流行 2年目

2月の中旬、1番寒い時季ですね。コロナ禍が一向に収まりません。菅首相は1月7日、『緊急事態宣言』を東京、神奈川、千葉、埼玉の1都3県に出しましたが、期待通りに感染者は減らず、2月2日栃木県を除く10都府県に3月7日までその延長を宣言しました。

企業活動はテレワーク中心へ、夜の外出も自粛という方向です。東京都の小池都知事は昼間の外出も控え目にと言及しています。

今は、かつての戦時下を思わせる『非常時』であります。

感染は食事どきが多いと言われていますので、拙宅でも食卓での対面は避け、料理も 一人一人小皿に取り分けて頂いております。好きな鍋料理は、箸が行き来するのでこの冬、鍋の出番はありません。

2人の女性から伺ったお話です。マスクマスクの毎日で、赤ちゃんを抱っ子して 頬っぺにチュッをする気持ちにもなれない…。

耳の遠い高齢者のご両親がいらっしゃる方は、そのご両親の耳の傍に 顔を寄せて声を出さないと 話が通じないので、かなり気を使い、ストレスも溜る…という事でした。

例年ですとこの寒期は、インフルエンザが猛威をふるうのですが、今年は鳴りを潜めてくれているので、その分は助かっています。

それにしても、このコロナ禍の現状で、果たして東京でオリンピックが開催できるのか、段々と不安になって来ました。

暖くなる3月あたりから、終息に向ってくれることを、只管ひたすら願う毎日であります。

<2021年2月>

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フリーアナウンサー 押阪 忍

1958年に現テレビ朝日へ第一期生として入社。東京オリンピックでは、金メダルの女子バレーボール、東洋の魔女の実況を担当。1965年には民放TV初のフリーアナウンサーとなる。以降TVやラジオで活躍し、皇太子殿下のご成婚祝賀式典、東京都庁落成式典等の総合司会も行う。2021年現在、アナウンサー生活63年。
日本に数多くある美しい言葉。それを若者に伝え、しっかりとした『ことば』を使える若者を育てていきたいと思っています。

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