「初春を迎え、新春気分で」 さて、いま『初春』をどう読みましたか?
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こんにちは、フリーアナウンサーの押阪忍です。
ご縁を頂きまして、『美しいことば』『残しておきたい日本語』をテーマに、連載をしております。宜しければ、シニアアナウンサーの『独り言』にお付き合いください。
初春を迎えて… アナウンサー押阪忍の『美しいことば』
明けましておめでとうございます。
新年・初春を迎えました。相変わらずの拙文ですが、今年もお付き合いのほど、どうぞよろしくお願い致します。
さて、今皆さんは、「初春」をどう読まれましたか?
普通は初春ですよねぇ…。でも「初春の候」と書くと、書式の場合は初春と読むようです。
ことほど左様に、日本語は『音』と『訓』の読み方があり、時には戸惑うこともあります。
そこでお正月でもあり、気がつくまま、春の読み方を掲げてみましょう。
などなど。
春の一文字でも時と場合により、『音』と『訓』を使い分けるという日本語の繊細な使い方や、慣例、しきたりがあるのですねぇ…。
これは春に限らず夏、秋、冬にもあります。
今回は、お正月→初春に当たり初春気分で 『春』を集めてみました。どうぞ皆様、より良い一年でありますように…。
<めでたさも 中くらいなり おらが春> 一茶
<酒も好き 餅も好きなり 今朝の春> 虚子
<2018年1月>
フリーアナウンサー 押阪 忍
1958年に現テレビ朝日へ第一期生として入社。1965年には民放TV初のフリーアナウンサーとなる。以降TVやラジオで活躍し、皇太子殿下のご成婚祝賀式典なども行う。2018年現在、アナウンサー生活60年。
日本に数多くある美しい言葉。それを若者に伝え、しっかりとした『ことば』を使える若者を育てていきたいと思っています。