南青山の『児童相談所騒動』に、ミタパンが痛快なひと言 「代弁ありがとう!」「まさにそれ」
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- 出典
- 直撃LIVE グッディ!
銀座と並んでとても地価が高く、『超一等地』と呼ばれる東京都港区の南青山。
街にはきらびやかな複合施設やブランドショップ、飲食店が立ち並び、ファッションの発信地としても知られています。
2018年10月、南青山に住んでいる高級住宅地の住人を中心とする、『ある騒動』が話題になっています。
※写真はイメージ
問題になっているのは、児童相談所などが入った複合施設『港区子ども家庭総合支援センター』。
母子家庭やDV被害者、虐待を受けた子どもを対象として支援を行う4階建ての施設を、3200m²の広大な土地に港区が建築予定だといいます。
しかし、南青山の住民の一部から反対する声が上がっているのです。
超一等地の南青山に、児童相談所は『ふさわしくない』?
2018年10月16日に放送された情報番組『直撃LIVE グッディ!』(フジテレビ系)では、同月に行われた港区職員による説明会の様子を特集。
映像では、児童相談所についての説明に対し、近隣住民からたびたびこういった声が上がっていました。
「なんで青山の一等地で、そんな施設を造らなきゃならないんですか!」
「表参道の超一等地にそういうものを持ってきた時、港区としての価値が下がるんじゃないか」
「ランチ単価が1600円もする土地で、なんで親がここで施設に子どもを連れてくるんですか!」
「南青山じゃなくても、田町とか広いところいっぱいあるじゃないか」
今回建築される児童相談所は、建築費を含めた総事業費が100億円の大きな複合施設。
南青山にこの施設を建てることについて、港区の職員は「南青山以外に適した広大な土地がなかった」と説明します。
しかし、参加していたおよそ10人の住民から『超一等地』である南青山に児童相談所はふさわしくないと反対する声が上がったのです。
港区だけでも300人のDVなどの被害者がいると職員が説明するも、「利用者が300人しかいないのに、なぜ100億円も使うんですか!」という怒声が。
反対派の住民は、児童相談所建設による品位の低下や、子どもの声による騒音公害、非行少年の管理に不安を覚えているようです。
『児童相談所騒動』に三田友梨佳が持論を展開
今回の騒動に対し、出演者の『ミタパン』こと三田友梨佳アナウンサーはこういいました。
反対意見に対してズバリと「その発言が品位を下げかねない」といい、港区職員の落ち度に触れた三田さん。
また、児童相談所に19年間勤務していた、カウンセラーの山脇由貴子さんは「南青山に建てる理由は分からない」といいつつ、住人からの意見についてこう述べました。
ネットからは同意する声が続出
・ミタパンの発言に拍手をしたくなった。
・この人のバッサリした発言や切り込みかたは好感を持てる。
・モヤモヤしてたけど、ミタパンが私の意見を代弁してくれた!ありがとう!
・三田さんは心が豊かな人ですね。
今回の建設について、近隣住民に対して港区側の説明が不足していたことは事実です。その点では、不満を覚えるのも仕方のないことでしょう。
しかし、児童相談所という場所に対して偏見を持ったり、嫌悪感をあらわにしたりする声には、疑問を覚えざるを得ません。
説明会に参加していた人からは「そういった住人が南青山にいたということが悲しい」という声も上がっていました。
家庭環境で悲しい思いをする人を1人でも減らすには、偏見をなくし、多くの人が協力し合う必要があるのではないでしょうか。
[文・構成/grape編集部]