自分の家に入ろうとした黒人男性に嫌がらせをした女性 自業自得の結末に…
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道路標識、縦読みすると… 1枚に「これは気付かなかった」「面白い看板」目的地の方向や距離、道路上の警戒情報などを視覚的に伝える、道路標識。普段から車を運転する人であれば、頻繁に目にするでしょう。なおき(@528_frs)さんがXに公開した道路標識の1枚に、5万件を超える『いいね』が寄せられています。
北海道のコンビニ 駐車場で撮影した1枚に「怖すぎるだろ…」「五度見したわ」北海道で男性が撮影した1枚。写った光景に道民以外が「ウソだろ…」
アメリカ・ミズーリ州セントルイスに住むディアリオン・トールズさんは、住んでいる高級マンションのロビーで見知らぬ女性に声をかけられました。
同じマンションの住人だというその女性は、エレベーターに乗って自分の家に帰ろうとするディアリオンさんを引き留めて、「マンションの入り口のカギを見せて、部屋番号を教えなさい」といってきたのです。
困惑したディアリオンさんは「あなたはこのマンションの警備員でも管理人でもない。あなたに私の部屋番号を教える必要はありません」といいますが、女性は「(あなたがこのマンションにいることが)落ち着かない」といって食い下がります。
仕方なく彼は一度エレベーターを降りて、別のエレベーターに乗り直します。するとその女性も一緒に乗り込んできたのです。
男性の部屋までついてきた女性
ディアリオンさんが自宅のある4階のボタンを押すと、女性はしつこく彼に質問してきます。
女性:
「4階の誰に会いに行くの? あなたの友達が誰なのか、なぜあなたがここにいるのか知りたいのよ。もしあなたがここに住んでいるなら、隣人のあなたと知り合いになりたいの」
4階に着くと、女性はディアリオンさんの後をついてきます。そして彼が自宅のドアを開けるのを見るとこういったのです。
女性:
「私はただ隣人のあなたに『こんにちは』といいたかっただけよ。お名前は?」
ディアリオンさん:
「よい夜をお過ごしください。二度とこんなことはしないように。あなたのしていることはばかばかしい。私の名前はトールスです」
ディアリオンさんは最後まで紳士的に対応しました。
なんと女性が警察に通報
これで事態は収まったかのように見えましたが、この後さらに信じられないことが起こります。
ディアリオンさんが自宅に戻ってから30分後、なんと彼の家に警察がやってきたのです。女性が通報したのです。
自分の家に入ろうとしただけで見知らぬ女性に邪魔されて後をつけられ、嫌がらせを受けたのは彼のほうです。それなのに彼が不審者扱いされ、通報されたのです。
ディアリオンさんはこの出来事についてFacebookに投稿。すると16万回以上シェアされ、メディアでも取り上げられることに。
海外メディア『NY Times』によると、動画に映っていたヒラリー・ミューラーさんという女性は後日、働いていた不動産会社『The Tribeca-STL』から解雇されました。今回の一件について知った雇用主が事実関係を確認し、人種差別的行動を認めない会社方針に反するとしてただちに彼女を解雇したということです。
ディアリオンさんは多くの人たちからの励ましや同情のコメントを受けて、こんなメッセージを送っています。
ディアリオンさんはFacebookで「この女性は黒人の俺がこんな高級マンションに住んでいるわけないと思ったんだろう」と説明しています。
多くの人が住んでいる集合住宅では面識のない人がいるのは普通のこと。人を見た目で判断し、何もおかしなことをしていないのに不審者扱いをするなんて、まったく不合理でしょう。
このような理不尽な出来事が二度と起きないように願うばかりです。
[文・構成/grape編集部]