trend

「彼氏がいる人と付き合いたい」 相談に対する『答え』の次元が違った

By - grape編集部  公開:  更新:

Share Post LINE はてな コメント

「恋は盲目」というように、恋をすると周囲が見えなくなり、理性的な判断すら難しくなってしまいます。

そんな時、いったん恋心を落ち着かせてくれる『恋愛相談』を行っているのが、京都市下京区にある京都水族館。

・別の意味で冷静になりそう。

・回答が斜め上すぎて笑う。

しかし、聞こえてくるのは「参考になった」といった答えとは違う反応。恋に悩む人々の相談に、どんな答えを出しているというのでしょうか。

京都水族館の飼育スタッフが全力で答えた結果

来場者から寄せられた恋愛相談に答えているのは、6人ほどの飼育スタッフ。

彼氏彼女との関係性や片思い相手との今後など、実にさまざまな相談が寄せられており、それに対し飼育スタッフは斜め上の回答で相談者たちを導きます!

好きな人が先に卒業してしまった相談者

Q:好きな人が卒業してしまいました。どうすればいいですか?

A:クマノミは彼女がいなくなると、自分が女性になろうとします(性転換)。思い切った切り替えって、大事やと思います。

彼氏がいる子を好きになってしまった相談者

Q:彼氏がいる子と、どうしたら付き合えますか。

A:ペンギンは彼氏がいても、女の子に猛アタックします。

夫の髪の毛を引きちぎりたい相談者

Q:夫の髪の毛を引きちぎりたくなる衝動を、どうしたら抑えられますか。

A:抑えることはできないと思います。アザラシも換毛で毛が抜けますが、どーせまた生えてきますよ!

初めての彼女に戸惑う相談者

Q:初めて彼女ができたものの、どうリードしてあげれば喜んでもらえるのか、難しいところです。

A:「ニホンイトヨ」のオスは、メスを巣穴に誘う時に求愛ダンスをします。自分の好きなことや、場所、得意なことを彼女に見せてみてはどうでしょうか。

勘違いされやすい相談者

Q:彼女が欲しいけど、男性に興味を持っていると思われることが多い。

A:京都水族館には、有名な『BL(ボーイズラブの略)』ペンギンカップルがいます。ちょっとだけ、ストライクゾーンを広くしてみるのはいかがですか?

海の生物に絡めた回答が、人間の恋愛事情に通用するかは疑問です。

しかし、盲目になってしまっているからこそ、異なる視点からの意見が、いい刺激を与えてくれるかもしれません。

恋愛相談を始めたきっかけとは

とはいえ、なぜ水族館が恋愛相談を始めたのでしょうか…。担当者に話を聞きました。

――恋愛相談を始めたきっかけは。

京都水族館では、2018年12月3〜25日までの間、『LOVE SUPPORT PROJECT』というイベントを開催しております。

こちらのイベントは冬の大切なデートスポットとして京都水族館を選んでくださった、特に男性のかたに向けて、デートがうまくいくコツや、水族館の見どころなどを紹介し、冬の恋を応援するという企画です。

その1つとして、恋愛相談コーナーを設置いたしました。

――どれくらいの相談が寄せられているのか。

現在館内で張り出している回答は25枚ほどです。相談用紙の投稿具合は、いまのところ1日10〜20通です。

――回答内容は、どのように考えているのか。

普段からいきものと接している飼育スタッフが、いきもの同士のエピソードや特徴を絡めて考えています。

――海のいきものを絡めて回答するのは『絶対条件』なのか。

水族館ですので、基本的にはいきものを絡めた回答を条件としています。

最後に、「水族館らしくいきものを知ることもできる内容となっているので、この恋愛相談を通じて、少しでもいきものに興味を持つきっかけとなれば幸いです」と語る、京都水族館の担当者。

恋に悩み、プレッシャーに押しつぶされそうになっている人は、一度京都水族館に足を運んでみてはいかがでしょうか。

もしかしたら、新しい世界が開けるかもしれませんよ。


[文・構成/grape編集部]

崖のスプーン(@gakespoon)さんの夕飯の写真

男性「夜ごはんはハンバーグ」 まさかの光景に「貴族の食事?」「爆笑した」「夜ごはんはハンバーグにしました」。このような言葉を添えて、夕食をXに投稿したのは、崖のスプーン(@gakespoon)さん。しかし、崖のスプーンさんの『ハンバーグセット』は普通のメニューとは違う点があるようで…。

卵の写真

玉子焼きを作ろうとして… 19万人が『いいね』をした、漫画家の失敗がこちら「いい作画資料ができましたよ…」といったコメントとともに、ある写真をXに投稿した、漫画家の岡井ハルコ(@okaiharuko)さん。 思わず「いつ使うんだよ!」とツッコミを入れたくなるような、マニアックすぎる作画資料をご覧ください。

出典
京都水族館

Share Post LINE はてな コメント

page
top