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『海なし県』にある侮れない水族館、人気者はカピバラ…ってどういうこと?

By - grape編集部  公開:  更新:

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あなたは『岐阜県』と言われたら、なにを思い浮かべるでしょうか。

飛騨高山、世界遺産の白川郷に下呂温泉。「さすが戦国大名の織田信長ゆかりの地」の名に恥じない、見どころ満載の県です。

そして岐阜県には、ひとつの特徴があります。それは、海に面していない『内陸県』であること。そんな海とのゆかりがない岐阜に、大規模な水族館があるのをご存知ですか?

その水族館はアクア・トトぎふ。他の水族館ではなかなか味わえない魅力をご紹介します!

水族館の人気コーナーのひとつは…「カピッ」

多くの人にとって水族館の「定番」は、大きなタンクの中で泳ぐサメや魚の群れ、そしてイルカのショーなどでしょうか。

ところがアクア・トトぎふの一階を歩いてまず目にするのは、ガラスの囲いの周りに群がる多くの子どもたち。囲いの中を覗くと、中には丸っこいモノが4つ…。

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その正体は、なんとカピバラ!まさかの哺乳類出現にちょっと驚いてしまいました。

カピバラはもともと、南米のアマゾン川流域に生息している生き物。水と関わりの深い動物として、水族館でも飼育されることも少なくないとか。カピバラとここまで近づけるのはちょっとレアなこと。餌をあげたり、ナデナデしたりできる時間も設けているそうですよ♪

山と川に恵まれた岐阜だからできる生態環境

アクア・トトぎふの本当の魅力は、カピパラだけではありません。岐阜には標高3,000mを超える豊かな山々から流れ出る、清らかな川がありますが、アクア・トトぎふは、その「川」に特化した淡水魚水族館なのです。その規模はなんと世界最大級!

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延長166キロの長良川を源流から河口まで辿っていく形をとったメイン展示では、まるで長良川を散策しているかのような体験をしながら、川の生き物を観察することができます。その他にも、世界各地の淡水魚を集めた展示などがあります。生き物の数はなんと2万点以上だとか!

例えばこのオオサンショウウオ。特別天然記念物として認定されている、世界最­大級の両生類です。これだけの淡水魚が国内でみられるのは、アクア・トトぎふだけです!

生態環境を再現するところに力を入れていて、ほとんどの展示はまるで自然を切り取ったかのよう。

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そしてなんとカピバラ同様、魚と触れ合うエリアまであるんです!

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いかがでしたか?この春はカピバラを全面に推しているそうなので、ショップでもカピバラグッズがたくさんあるようですよ♪ そして今行けば、コツメカワウソの赤ちゃんに会うことができるかも!?

家族連れから、普通の水族館に飽きてしまったという水族館好きな方まで、たっぷりと楽しむことができる「アクア・トトぎふ」。一度訪れてみてくださいね。

アクア・トトぎふ
■平日 9:30~17:00 (※最終入館は16:00)
■土日祝日 9:30~18:00 (※最終入館は17:00)
岐阜・川島パーキングエリア(ハイウェイオアシス)すぐ
※名古屋市内から車で30分
※高速道からも一般道からも入館できます。

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