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平成もあと半年 来年の元号に思いを馳せる

By - 押阪 忍  公開:  更新:

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こんにちは、フリーアナウンサーの押阪忍です。

ご縁を頂きまして、『美しいことば』『残しておきたい日本語』をテーマに、連載をしております。宜しければ、シニアアナウンサーの『独り言』にお付き合いください。

平成はあと半年で… アナウンサー押阪忍の『美しいことば』

師走…改めてカレンダーや日暦や年賀状を見る機会が増えていますが、馴染んだ平成もあと半年で終るのですねぇ。カレンダーや日暦には、まだ元号は書かれていませんが、さて来年はどんな元号になるのでしょうか。

昭和から平成に変った1989年1月7日。当時、小渕恵三官房長官の掲げた「平成」の書の写真は、今でもハッキリ、クッキリ目に焼きついています。年の暮れ、今、元号を決める政府の元号制定委員会の先生方は、いろいろな規定や制約の中で、過去の元号にダブラないよう産みの苦しみのさ中なのでしょうねぇ…。我々日常生活人としては、新元号から、明日への希望とか生新さを感じとれるものをと 勝手に期待しているのですが…。

ところで 元号が変ると、その年に生れた赤ちゃんには、その元号にあやかった名前がつけられる傾向にあります。昭和時代には、男児は昭男、和彦…女子は明恵、和子などが多かったようですが、平成になると、大谷翔平 内村航平というように、平の字がかなり目立ちました。

昭和時代には、女子ではまだ〇〇子の時代でしたが、平成になると〇〇子の「子の字」は見事に消えました。ユキ、ミカ、カオリなど片仮名名前の進出です。もうかつての大和撫子の〇〇子の時代は完全に終ったようです。

さて12月23日は「天皇誕生日」です。平成30年のご在位であらせられる今上天皇の平成最後のお誕生日です。常に温く寄り添われる美智子皇后陛下と、ご皇室のご家族で、30年のご重責が柔らかく解きほぐれる「天皇誕生日」をお迎え頂きたいと、昭和のアナウンサーは乞い願っております。

それでは皆様、どうぞよいお年をお迎え下さい。

<2018年12月>

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フリーアナウンサー 押阪 忍

1958年に現テレビ朝日へ第一期生として入社。東京オリンピックでは、金メダルの女子バレーボール、東洋の魔女の実況を担当。1965年には民放TV初のフリーアナウンサーとなる。以降TVやラジオで活躍し、皇太子殿下のご成婚祝賀式典、東京都庁落成式典等の総合司会も行う。2018年現在、アナウンサー生活60年。
日本に数多くある美しい言葉。それを若者に伝え、しっかりとした『ことば』を使える若者を育てていきたいと思っています。

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